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【漫画メモ】パチンカー人別帳1(牛次郎、左近士諒)

原作=牛次郎、劇画=左近士諒
パチプロの巻枝が各地を放浪して人探しをしつつ、パチンコ勝負をする話です。昭和51年に発行された漫画です。パチンコ界隈のことはよく知りませんが、今現在もこの作品に描かれてることが通じるのか気になるところです。あらすじは途中まで、感想はネタバレありです。

第一話 仁王ひねりの男

両親が心中し、一人残された息子の巻枝健吾は、母方の叔父の五味川弘介に引き取られる。五味川はパチプロで、巻枝も幼い頃からパチプロとして仕込まれる。"砕球仁王ひねり"という凄い技を持つ五味川だったが、その筋の者からはやっかまれ、刺し殺されてしまう。遺言として、五味川の娘らしき女の子を探してほしいと巻枝に頼むのだった。

プロゴルファー猿の旗つつみみたいな技でした…!

第二話 供養打ち

名古屋にて。パチンコ店で名古屋のパチプロのボンボン文太から因縁をつけられ、パチンコ勝負することに。目隠しして、秘打闇走りなる玉打ちを披露する巻枝を見て、ヤクモノ師の壱松が声を掛けた。なんでも、彼は以前五味川に世話になったという…

壱松考案のチューリップの凄さが分からないけど、きっと凄いんでしょう。

第三話 賞球は出ず

金沢にて。パチンコ後に入ったおでん屋で源造と出会った。巻枝が酒をご馳走し、酔いつぶれた源造を家まで送った。娘の和子が出迎え、もう遅い時間だからと巻枝を泊めた。翌朝。源造の話では、妻は源造の他にも男がいて、それを苦に自殺したようだった。以来、源造は浴びるように酒を飲むように。そして、パチプロとしてお店に向かった巻枝だったが、巻枝が昨日アタリをつけた台で打っていたのは和子だった。

源造はとんでもないクズだった。

第四話 犠牲打ち

巻枝の打っていた店に麻也がいた。麻也とは2年前、玉新親方のところで会った。そのときは親方に言われて2人はパチンコ勝負をした。巻枝は200万を、麻也は体を賭けて…

パチンコ関連で揉めたときは、パチンコ勝負で片をつけるのがこの世界のしきたりなんでしょうか?

第五話 宿なし玉

弘前にて。電車の中で知り合った"友"とパチンコ勝負することに。友は母親や友達から10万円を工面し、これを賭けて勝負をした。当然巻枝が勝ったが、友は巻枝に弟子入りを申し込み…

青二才とプロの格の違いを見せてやる!な話かと思ったら、友の母がちょっと痛かった。

第六話 ゴト師破り

ゴト師お断りのポスターを貼った無粋な店に入った巻枝。支配人はまだ若者で、不正を働く者を取り締まろうと息巻いていた。そんな中、客がゴト師を見つけ、支配人に報告した。支配人はすぐさまゴト師の元に駆けつけて攻めるが証拠がない。そこで店内で裸にして調べたが、証拠は見つからなかった。ゴト師だと疑われた客は怒り、謝る支配人。それに対して巻枝は…

ザンス系支配人。かなりデカい磁石を飲み込むの、無理がないか?

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