見出し画像

【漫画メモ】人魚の傷(高橋留美子)

途中までのあらすじと、ネタバレ有りの感想です。前後編からなる話は、前編の途中までのあらすじを書いてます。

夢の終わり

あらすじ
湧太とはぐれ、"なりそこない"の大眼に追われる真魚。しかし大眼は喋ることができ、人の心を持っているようだ。一方、怪我した湧太を保護したじいさんは、大眼に片目を奪われており、彼を殺そうとしていた…

なりそこないの話。正気のときと正気でないときがあるようで。①不死身になる、②死ぬ、③なりそこないになる、の中で一番悲惨なのでは…

約束の明日(前編/後編)

あらすじ
60年前、湧太は苗という女性と知り合った。苗は湧太に恋心を抱き、一緒に連れて行ってと頼んだが、湧太は自分が不老不死の身であること、苗には許嫁がいたことから、苗の前から消えた。その後、苗は行方不明になり、亡くなったとされた。しかしその苗が60年前と同じ姿で生きているのだと言う…

人魚の灰にも恐るべき効能があるようです。肉以外にも使い道多々。

人魚の傷(前編/後編)

あらすじ
お屋敷に母親と真人という小さい男の子が住んでいた。ヘルパーの雪枝が真人の世話をしていた。この母親には妙な噂がある。事故で夫婦ともども死んだが、この母親だけ生き返ったのだという。人魚の肉を食べたのか?
雪枝が結婚することになり、ヘルパーを辞めることになった。挨拶に来た雪枝に真人はあるものを差し出した。「食べてみて」と。

人魚シリーズの中で一番印象的な話でした。外見は小さい子供なのに実は…っていうギャップの怖さ。見た目は子供、頭脳は800歳とか伊達じゃないww。人魚シリーズの世界には、こんな得体の知れない人間がゴロゴロ混じってるんですねっ。

舎利姫

あらすじ
人魚を見世物にし、その肉を売る老人がいた。しかしそれは偽物で、人魚の肉ではなかった。老人はなつめという少女を連れていた。彼女は傷をつけてもすぐ治ってしまう。人魚の肉を食べたわけではないが、人魚の肝を使って反魂の秘術で生き返らせたのだと言う…

舎利姫=なつめ?人魚の肝という新アイテムが出てきました。人魚の灰を使った話もそうだけど、中途半端に生き返るの怖い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?