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【読書メモ】いさましいちびのトースター(トーマス・M・ディッシュ)

訳:浅倉久志

最初の方のあらすじと感想を少し。

あらすじ
別荘の中に取り残された5台の電気器具たち。掃除機、目覚ましラジオ、電気毛布、卓上スタンド、そしてトースター。トースターは新しくまだ若かった。別荘の家主の旦那様はもう2年半近くもここには戻っておらず、彼らは不安だった。戻ってこない理由も分からず、彼らは何をしたらよいのか途方に暮れていた。このままではいけない。トースターは旦那様を探しに行こうと提案した。

「いさましいチビのトースター」って、このタイトルだけで何か惹きつけられるものがあります。

擬人化というかココロを持った家電品たちの旅の物語でしょうか。家電品の特徴(ラジオ=喋れる、掃除機=動ける、みたいな)を活かして旅をするっぽいです。

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