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【漫画メモ】魔王グール-ネビルストーン伝説-(御茶漬海苔)

ホラー漫画家の御茶漬海苔先生のSF漫画。あらすじ(序盤のみ)と感想を書きます。感想はネタバレ有りです。

序盤のあらすじ
突如、宇宙から巨大な機械が現れ、人間の捕獲を始めた。JSC(日本科学センター)が対応にあたるが、隊員の平野は一人それに立ち向かうロボットを見つけた。ロボットの中身は女性で、相手にやられて気絶している様子。平野は彼女をJSC本部に連れ帰った。
目を覚ました彼女が言うには、あの巨大な機械はデラド星人のもので、グールと呼ばれている。デラド星人は人間を捕食するので、グールで人間を捕獲している。今回、新たな人間を求めて地球にグールを送り込んだようだ。彼女の母星もデラド星人にやられて滅亡してしまったが、グールを破壊できるというネビル星の石を持っていた。これを使ってグールに仕返ししようと考えているようだが…

セルフが少なめで、サクサク読める作品です。最初の数ページはロボットや風景の絵ばかりが描かれるので気付かないのですが、人物の絵が描かれた途端、80年代らしさ全開になりました。(1987年の作品です)

ロボットの女の名前がコロナというのですが、このご時世、色々な意味で反応してしまいます。

話の状況を説明しますと、まず前提としてデラド星、ネビル星、コロナの母星、地球がある。デラド星のデラド星人は人間を捕食する。まずやられたのはコロナの母星で、その後、デラド星人は地球にグールを携えてやってきた。一方、ネビル星の石(ネビルストーン)には、グールを破壊する力があり、コロナはネビル星にネビルストーンを取りに行った後、グールを追って地球にやってきた。

…と理解しました。デラド星なのに「デドラ人」と書かれていたり(誤植?)、コロナはネビルの石を求めてネビル星に「行った」はずなのに、「石を求めてネビル星をたったのです」と書かれているので、コロナの母星=ネビル星なのか??と、やや混乱しました。ただでさえ聞きなれない「デラド」や「デドラ」という言葉ですが、更には「ドテラマン」というアニメもあったりするので、ますます混乱します。

地球がJSCと軍で仲間割れしたり、コロナが謎のロボットに変身したりと後半はカオスです。デラド星人の実態はよく分かりませんでした。

それよりインパクトがあったのは、御茶漬海苔先生の著者近影だったりします。

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