【漫画メモ】片目柳生(小島剛夕)
「きらら雲母」と「片目柳生」の第一、二章が収録されてます。「片目柳生」のみ、あらすじと感想を書きます。ネタバレ有りです。
第一章 十兵衛の目
柳生流の新陰流は忍法が基本になっている。その七つの極意のうち、月影抄について十兵衛は思案し、水面に映る月を斬る練習をしていた。と、これを斬って見せた者がいた。服部半蔵だ。半蔵はその場で十兵衛と勝負し、その様子を見ていた十兵衛の父親は「柳生日の一の術」を十兵衛に施すことに決めた。一大秘命のその術を会得するには、かたわ者にならねばならない。他流試合にて、浪人の川島平八と戦わされた十兵衛は片目を潰されてしまう。その後、平八は服部半蔵により殺される。十兵衛の目の手当てをした医師も殺される。術の秘密を守るためだ。しかし青田佐十郎ら、平八の仲間たちは彼が殺されたことに怒り…
日の一の術の秘密を守るためとはいえ、殺された2人は怒っていいと思う^^;
水面に映る月を斬るっての、十兵衛が元ネタだったか。昔、オバQでそんな場面を見ました。洗面器に寒天を作っておいて月を映し、それを斬るってオチでしたっけ。
第二章 日の一の術
流浪の旅に出た十兵衛。金沢城に立ち寄った際に、彼らが謀反を企んだことを反省させた(徳川を倒そうという密約書=連判状を盗み、彼らに突き付けた)。また、青田佐十郎と対決。半蔵の息子・小半蔵は、父親の仇を討った。
結局、日の一の術=変装術なの?(多分違)
小島先生のプロフィールに「昭和3年11月3日(手塚治虫氏と同年同月)」って書いてあったのが印象的。そういえば、石ノ森章太郎先生と松本零士先生も同じ誕生日でしたっけ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?