多忙中毒から抜けだそう、失われた毎日を取りもどす時間術の実践レポート。
おかしい。なんで、今日は終わってしまうのだろう。
そんなチンケなポエムが、ふと脳内で再生される。部屋の時計は天を向き、深夜が訪れたことを主張する。嗚呼、読もう読もうと思っている読書が今日も1ページも進まなかった。
寝る前になって、私は本棚にズラズラと積まれた「積読」たちを眺めながらため息をこぼす。知の結晶らしく、誇らしげに並んだ本たちはどれもAmazonで注文しその翌日に届いたもの。現代の魔法と涙ぐましいサービス努力であっという間に届いたは良いものの、今日も私はどの本にも