産後の仕事復帰で、無自覚にパンクしたことを振り返る。
31歳の秋、わたしは子を産んだ。
それは自身にとっては初の出産であり、第一子の男の子であった。つわりが地獄のようであったり、出産に伴う陣痛はこの世のものとは思えない痛みではあったが、幸いにも母子共に順調な毎日を過ごしていた。
実母も夫も産後はとても助けてくれて、一緒に子供を可愛がってくれた。私はそれがなんだかすごく嬉しくて、みんなで同じ気持ちで同じように彼を愛してくれているという事実がすごく身に染みて仕方なかったのを覚えている。育休中は本当に溶けるような毎日で、とにかく食