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どうやれば配信に人が来るの? 同接を増やすための基礎知識

最近、どうやれば配信に人が来てくれるか? という質問を受けることが増えたので、簡単にまとめていきます。

ざっくりと言ってしまうと、「誰のための配信で、誰が見るのか?」が重要で、自分が好きなことをやっていると見落とすことが多いんですよね……と。

まぁ、気づいてからが本番という話もあるので、自分が何をしたいかも確認しつつ、読んでいただければ。

配信が好きな人には大体推しがいるのに知らない人の配信を見たいと思うのか?

もう、段落タイトルで9割以上わかってしまう人もいるとは思うのですが、配信をする、見る人には大体推しがいるものです。

で、Vtuber沼にはまり、個人Vまで目を向ける人は複数人の推しがいたり、自分がVになったりする人も珍しくないわけですが……

知らない人の配信を見る時間、あると思いますか?

積極的に新規のVを探して見ると思いますか?

積極的に探した人がいるとして、何人くらいなら追えると思いますか?

一般視聴者でさえ、割と時間に追われていることが多いのですが、Vtuberになった人は「プライベートも配信も動画も企画も、推し活も抱えると無限に時間が足りない」という状況に陥ります。

暇をもてあましてて新規開拓に積極的な視聴者やVは少ないですし、いてもほかの人間との奪い合いになります。

Vtuberファンはわりと気軽にフォローやチャンネル登録をしてくれるので、ちょっと顔がいい、声がいい位でもTwitterのフォロー、チャンネル登録のハードルは低めです。

ただ、そこから一歩進んで配信に来てほしい、ファンになって欲しい、RTやいいねがほしいとなると一気にハードルがあがります。

Twitterが知るきっかけであればTwitter上で面白くなければ配信を追おうとは思わず、動画きっかけの場合は動画と関連のある配信でなければ見ようという気持ちがおきにくくなります。

事前の情報がないと、配信タイトルやコンセプトで内容に期待が持てるものになっていない限り、クリック自体を避けられるのが基本です。

配信見て損した気持ちになりたい人はいないので、自分が好きなものを優先するのが他人というものなので……

なので、他を押しのけて「見たい!」と思わせるだけの材料を用意しないと、伸びるのは難しかったりします。

自分のやりたいことを見たい人がいるのか?

人が見たい配信をしよう! と思った場合、多くの人が自分のやりたいこと、好きなことを配信でやろうとします。

実際に自分が共感できること、知っていることであれば配信のハードルが下がるので、それ自体は悪くないことです。

問題はやりたいことをした結果、伸びないというケースの方が多いということ。

理由は単純で「自分のやりたいことが他人の見たいものとは限らないから」です。

例えばゲームが好きだからゲーム配信をしたいとして……

ゲーム配信をしている人は唸るほどいて、流行のゲームであるほど競争が激しくなります。

自分がゲームをしているのが楽しいから問題ない! は、別に良いのですが、視聴者が配信見るよりも自分でゲームしてた方が面白いと思ったら、損をした気分になります。

また、別の人の配信を見た方が良かった、むしろ動画を見たり、別のことをしていた方が有意義だったと考える人も出るかもしれません。

あまりにも面白くなければ、二度と配信に来てくれなくなるかもしれないわけですが、どうでしょうか?

これは別に脅しでもなんでもなく、自分の好みで見るものを決められるのが視聴者なので、配信する側の都合や思いなんかはどうでも良かったりします。

良く知らない人の人生や事情まで考えてたら、自分が生きていくことが難しくなりますし。

この温度差で心が折れる人も多く、Vtuberに限らず、エンターテイメントや配信で数字を取る難しさなんですよね。

もちろん、問題を解決する方法はいくつかあって、

・自分のやりたいことを見たいと思って貰うようにする

・人が見たいものを提供する

・両方のバランスをとる

など工夫をしていくことになります。

やりたいこと、見たいものがすれ違っているなら、その隙間を埋めることが重要ということですね。

1.知り合いや友達を増やして見て貰う

配信を見て貰えない理由の一つが、良く知らない人の配信だから、内容が面白いかどうかもわからないという不安感です。

この不安を解決する方法の一つが、知り合いや友達になることで、普段の人柄などを知って貰い、安心して配信に来てもらえるようにすることです。

知り合いや友達であれば、赤の他人よりも配信に来るハードルが下がります。

Twitterで積極的に情報を発信して、リプ返をしたり、Vtuberや視聴者が集まるサーバーを探して自分の宣伝をしたり、自分を知って貰う行動をします。

コミュニケーションが得意な人、積極性が高い人におすすめの方法です。

他のVtuberやライバーの配信に積極的にコメントをしたり、リプをつけていくのもおすすめです。

会話を盛り上げられる人、推しを一緒に推してくれる人と認識されれば、それだけで信用を得やすくなります。

あとはTwitter上に配信の切抜きをUPしたり、自分の声がわかるコンテンツを用意するなど、配信を見なくても普段やっていることをわかりやすくするのがポイントです。

普段から何をしている人なのか知って貰えば、気が合う人、趣味が合う人が集まりやすくなります。

広告に頼らずに動画を口コミ経由でバズらせたい場合なども、知り合いをどれだけ作れるかが鍵だったりします。

2.他人でも見たいと思える企画やコンセプトで勝負する

人とコミュニケーションをとるのが苦手、話すのが億劫という場合は、配信の企画やコンセプトで勝負するのがわかりやすい手法になります。

ポイントになるのが、自分のやりたいことよりも、知って貰うきっかけになる配信や動画作りができるか? です。

わかりやすいのが有名ゲームのアイテム配布配信や、高ランクプレイヤーの参加型配信です。

例えば、ポケモン交換配信などは検索もとりやすく、タイトルの時点でやりたいことがすぐに伝わります。

高レベルのポケモンやレアなポケモンを用意して、配布・交換をメインにした配信を行えば物を目当てに視聴者が押し寄せるからです。

不定期でもいいので配布・交換会を開催し、自分のためになる配信をしてくれるという信用を得られれば、次の配信や動画をチェックして貰える確率があがります。

基礎的な数字を稼げば、YouTubeのアルゴリズム上の評価があがり、動画や配信がおすすめや関連動画にのりやすくなるというメリットもあります。

あとはFPS・TPSの高ランクプレイヤーになって、キャリー前提の配信を行う……

【APEX】現役プレデターの参加型カジュアル フォローは任せて!(初見歓迎)

とかなら、普通に人呼べたりしますね。

別な見方するとただ好きだからゲームをプレイしているだけでは初見の人を呼ぶのが難しい、好きな動画を作っても好きな人に届くとは限らないということでもあるので、知って貰うきっかけを自分で作るのが大事だったりします。

V界隈で人気のAPEX中心で考えるのであれば

【APEX】ゼロからプロゲーマーを目指すVtuberのソロマスターチャレンジ

とか、ハードル高めのチャレンジをするなど、人の目を引く方法を考えるのもありです。

プロゲーマー目指すのも、ソロマスターも大変じゃん! と思う人は多いと思うのですがガチでやってる人が少ない(失敗したら恥ずかしい、チャレンジすること自体カロリーが高い)から惹かれる人もいるのですよね。

上を目指さずに遊ぶだけなら、カジュアルに遊んでいる視聴者でもできるのがポイント。

あとは機材を武器にできるASMRや、検索需要が高いボイスコンテンツ、ゲームの最強ランキング動画や検証動画、各種小ネタの動画など、人が積極的に検索してくれそうなコンテンツをメインに作るのがわかりやすいです。

Vtuberの紹介企画で伸びるVも存在するので、需要優先でコンテンツを作るのも手法の一つではあります。

ただ面白いだけだと他の人もやってるので、数字持ってない個人がやっても埋もれる可能性が高いのですよね……

3.広告はメリットもデメリットもある

配信の同接増やす方法を書いてきたわけですが、どちらも手間・労力がかかったりします。

大手であればデビューだけで報道があったり、箱推しの人の話題で広まったりするわけですが、そういったデビュー前の蓄積・背景がない場合は手間や工夫で情報を広める工夫をしなければならないのですよね。

ぶっちゃけ、すぐに数字が欲しいならYouTube広告うつのも現実的だったりします。

色々考えたり、勉強したり、人と話して信頼作るとか手間が省けますから。

収益化までの時間を短縮するために広告を打ったり、埋もれないための手段として広告を打つ、そして広告を打ったノウハウも発信してコンテンツにするというのは割と一般的な手法になりつつあります。

時間が空く=副業やバイトで稼ぐ時間・他の配信や動画作りの時間が増える

という考え方が出来るとお金と数字にちょっと強くなれます。

一方で広告を打つデメリットもしっかりあります。

実力がないと一時的に同接を増やせても、自分の実力・評価に見合った数字に落ち着いていくことですね。

また、配信と動画は評価軸が変わるのもポイントです。

歌ってみた、オリジナルのアニメーション、ストーリー性が高い動画などは、知り合い増やして売り込むとか、バズの芽から作らないとヒットコンテンツにするのが難しく、クオリティや内容に自信があるなら広告うった方が伸びる場合もあります。

配信の同接に繋げるのは難しいものの、関連コンテンツの再生やヒットの芽になる可能性があるからです。

広告で伸びすぎて話題になったケースもありますが、そういったケースは稀です。

実際に広告をうつにしても、自分で調べること、メリットデメリットを知った上で自分のチャンネルやコンテンツにあったものか考えることが大切という話でもあります。

誰のための配信で、誰が見るのか?

配信の同接の増やし方について触れてきたわけですが、自分のため、自分のやりたいことをやっても、人がついてくるとは限りません。

日ごろの行いから配信の面白さなどが推測できるので、Twitter上から面白いのか、人当たりが良いのか、ためになる情報を発信しているのかなどなど……

信頼関係が構築されていなければ知り合いも友人も来てくれませんし、普段発信している情報と関係のない配信をしても見て貰える確率は減ります。

赤の他人を呼ぶにはタイトルやコンセプトに工夫を入れる必要で、わかりやすく相手に伝える必要があります。

有名人であれば、話題を共有できる人間が多いため視聴者が集まりやすく、口コミも広まりやすく、YouTubeのおすすめにピックアップされる確率が挙がるわけですが……

数字を持ってない個人がやっても、「同接数が少ないから見ても面白くなさそう」「YouTubeのシステム的にもおすすめの配信としてピックアップしづらい」などもろもろが重なってくるので数字が壊滅的になる可能性があります。

同接を増やしたいのであれば、自分の都合だけでなく視聴者の求めるものを考える、信頼を得るために日ごろの言動や立ち振るまいから考えるなど、客観的に自分の配信を見つめなおすのが基本になります。

そして、日ごろの積み重ねが出るのが同時接続数になるので、自分以外の人……たとえば、「同期の○○さんは伸びてるのに……」」などと比べないのがおすすめです。

同期の○○さん、どんな環境で育って、どれだけ活動に時間とお金をさいているか、広告費用にお金を使っているのかとか、全部わからないので。

Vtuberとして成功をつかむために仕事やめて、準備に三桁万円単位のお金突っ込んで、結果でなかったらすっぱりやめるつもりでやってるとか、他人が聞くと????ってなる人もいたりするので、背景わからずに比べても消耗する可能性が高いです。

実力以上の近道は出来ないので、焦らず、自分が出来ることを増やすことから。

スタートラインからみな違うので、一歩一歩進んでいくことが大切ですよーということで。

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