見出し画像

伸び悩む=自分の生かし方がわからないから? 適性とストレスと成果のお話

最近は音声作品の台本作ったりして過ごしているのですが、配信で相談受けることも増えてきたので記事にまとめようかなぁと。

最近印象に残ったのが適性に関するお話で、「何に対する適性か?」で話が大きく変わるなぁと思ったわけです。

何故なら、ストレスがかかるかわりに数字を取れる適性や、特に成果が出なくても継続できる適性とか色々あるのですよね。

モチベーションに繋がる話でもあるので、簡単にまとめてみようかなぁと。

数字だけを見るなら適性より需要と供給が重要

身も蓋もないことを言ってしまうと、適性の有り無しより需要と供給のバランスで数字が変わることの方が多いです。

これは単純に、需要があるコンテンツの方が見る人が多く検索でたどり着く人も増えるから。

需要がないコンテンツ作っても人に見られないし、評価されないのですよね…

品質だけにこだわると、品質を評価してくれる人に届いてそれから更に広まっていくことを祈る運ゲーになります。

それでヒットを叩き出す人もいるわけですが、それなら検索需要を取り込むとか、人気のあるジャンルで活動するとか、愛好家が集まるコミュニティに情報を発信するとか工夫した方が話が広まりやすい。

需要がないものほどヒットまでの導線を繋ぐことが難しくなるので、数字だけ見るなら需要があるジャンルに自分から乗り込んでいった方が楽です。

まぁ、気軽に動けるかどうかも含めて適性で、供給過多になっても数字取りにくいとか色々あるのですけどね。

需要を読む=空気を読むに近い

じゃあ、需要ってどこにあるのだろうと考えた時にVの者が取りがちなのが、

Twitterでフォロワーに聞く

という手段だったりします。

悪くはないんです。目の前のファンを大切にすることはとても大切なので。

ただ、目の前のファンを重視する余りに閉じコンになることも多い。

特に顕著になるのが個人Vです。個人Vを追うレベルのリスナーになるとある程度マニアックな層で埋まってしまうわけですが…

マニアになんとなくで好みを聞いて、大きな数字取れると思います?

ファンに芸能関連のプロデューサーとか、広告代理店関係者でプロモーションについてアドバイス受けられるとかならともかく…

伸びたいという意志を伝えた上で最近伸びてるVがどんなことをしているか聞くとか、リスナーが「応援したい、伸ばしたい!」という気持ちから育てないとどうしようもないケースもでてきます。

需要は空気や雰囲気に近くて、自分の所属するコミュニティの空気だけ読んでもそれ以上に広まらないことが多いんですよね。

たまたま時代の流れが自分の方に向くこともあります。有名YouTuberが自分が熱心にやっているゲームの実況をはじめて、関連動画として表示されるようになるとか。

ただ、それなら自分で「収益化が第一目標」とか断言して空気を作るとか、ランキングサイトのVの情報チェックして動画や配信の傾向チェックして自分の活動に取り入れるとか…

主体的に動いた方が実りが大きくなります。

ここが人任せになると行き詰ってしまうことも多いので、外の空気を吸いにいく、伸びてる人の情報を探しにいくのって大切ですよ。

オリジナリティやプライドが邪魔になることも多い

需要を読んで人気のあるジャンルの作品を投稿した。

でも伸びない! というのも良くある話です。

需要があるジャンルであればそれを狙う人も多くなります。

例外になるのがゲームの最速攻略動画など、他人がやる前の一番目をとってしまうこと。

ライバルが少ない分検索需要なども集中し、爆発的に数字が伸びる可能性があります。

では、需要があるのに数字が伸びないなら何が問題かといえば……

ヒット動画や配信のサムネイルやタイトル付けの法則を十分にチェックしていないことが多い。

需要をつかむ=多くが検索や関連動画、おすすめから流れてくる人

です。

タイトルとサムネで内容が伝わらなかったら表示されてもクリックされずに終わります

著作権などを気にした結果オリジナリティを出そうとしたり、個性を打ち出そうとして失敗する人が多くてですね…

結果、タイトルとサムネでクリック率が低下する→おすすめから外されてしまう場合が多い。

YouTubeは暇つぶしで見ている人が多く、考えることをストレスに感じる傾向があります。

ヒット狙ったり、インパクトを優先する気持ちはわかるんですが…

シンプルでわかりやすくなければそれだけで避けられます。

割りと要素削るのって精神的な障壁高いですし、色々詰め込みたくなるのもわかるのですけどね…

複数のヒット動画のタイトルとサムネイルチェックして、共通点を抜き出して組み合わせる感じでやってみると良いかなーと。

どの要素が受け入れられたかはYouTubeのアナリティクスみればすぐにわかります。

動画が表示された回数、クリック率、どんなキーワードで検索されたのか、どんなルートでアクセスされたかも全部チェックできるので。

あと、PC版じゃないとインプレッション(YouTube上でサムネイルが表示された回数)がチェックできないので、PC版で確認するのがおすすめです。

あとはどこが良くてどこが悪かったのか分析して、次に生かすだけ。

一発でヒット引ける人は持ってる人で、連続ヒットを出せるなら需要を読みきった人です。

大体は波がありますし、多くの人はトライ&エラーで学習していくものなので数を出すことは大事。

やってみないとわからないことも多いですから…

割に合わないならやらないのも選択肢

色々書いてきましたが、需要を掴んでどれくらい数字が取れるかは人それぞれです。

私が音声作品作ってやってみた感覚だと、万単位の再生をとりにいく場合は品質が重要だなぁと。

数千単位の再生なら品質が高いかどうかよりも好みに合うかどうかが優先される感じですね。

演技力や音質よりも見た目や声質で伸びる人も多い。

個人的には需要を掴んだという手応えを感じてから品質重視にシフトしてもいいと思いますけどね。

考えて労力をかける=ストレスになることが多くて、見合った成果が出ない場合は消耗する原因にもなります。

割に合わないと感じたらやらないのも真面目な選択肢ですし、いつも数字のことばかり考えるのも疲れるものなので…

数字考えて試行錯誤する過程すら楽しい…という向上心の塊みたいな人は少数派なので、たまにお休みしたり、離れたりするのも健全かなぁと。

最優先はコンテンツではなく自分の人生で、コンテンツで生きていきたいなら数字の優先度が少しあがるくらいの話ですから。

どこで折り合いをつけられるかも人それぞれですし。

数字をまったく気にしない、距離を置けるメンタルはそれはそれで健全で良いかなぁと。

逆に、他人に言われたり、雰囲気で振り回されてるなら注意ですね。

需要ではなくSNS経由で伸びたい場合は?

私は検索需要やヒット動画の法則性から数字を取りに行くタイプですが、SNSからデータを取って検証されてたり、バズり方の法則を発信されている方もいるので紹介。

TwitterからYouTubeへの誘導効果を検証した夜枕ギリーさんとか…

Twitterで何度もバズを起こした方法を更改した紡音れいさんとか…

検証やノウハウ系の動画も需要があるジャンルなので、切り口を覚えたり、参考にするのも大切かなぁと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?