4月2日の日記

日曜の昼過ぎといえば、ザ・ノンフィクション。今日はレストラン大宮の後編だった。テレビで見る限り、オーナーシェフの大宮さんは、人にも料理にも愛の深い立派な方だ。そして、あのレベルのシェフにしては、優しい側なのだろう。恐らく。

とはいえ、わたしは「●●業界だから許される」「職人の世界だから仕方がない」という理由で、若い人たちにその考えを押し付けたり、やりがいを搾取するのは、会社組織である以上、最早この時代においては「甘え」だと考えている。やりたい人はやればいいけれど。

昔は手探りで苦労しなければ身に付かなかったことが、今では簡単に見られるし、やり方を調べられたりもする。その手軽さは現代の良いところでも悪いところでもあるけれど、だからこそ、そんな風に時代が変わっているからこそ、闇雲に仕事に時間と労力を費やさないと、一流になれないだなんて思わない。そういうやり方もあるだろうし、そうじゃないやり方だってある。

そのひとに合った方法で、賢く柔軟に生きたらいい。とはいえ心身を壊したら、何の意味もない。それこそ生きてる意味を奪われることすらあるので、まずは自分を大事にしてほしいと思う(特に若い人には)(自戒を込めて)。


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