牛女しらすのお題箱6
先日、所用がてらにさざんかねっとの更新に阿佐ヶ谷の産業商工会館に行きました。
さざんかねっとも産業商工会館もどっちも知らないんだけどやばい?という方、焦る必要は全くありません。
少し前まで俺たちはこの産業商工会館の「和室」という場所でよくライブをやっていたのです。
最初は安いからという理由で使っていた和室でしたが、徐々に和室だからこそ成立してるんじゃないか?というような和室の独特な雰囲気がライブの成功を後押しするようになっていきました。
劇場のように設備が整っていない事から和室ライブは劇場より下のライブという位置付けをされがちですが、お客さんとの距離が近いからこそお客さんと一体になりライブが盛り上がってる気もして、グルーヴ感でいったら劇場を何度も追い抜いた気もします。(だから和室のほうがすごいとかではないですが。)
ただこのグルーヴ感は今のご時世、全く求められておらず、解除こそされますが今の今まで緊急グルーヴ宣言が出されていたように和室でライブする事がなかなか難しい現状ではありました。(まあしても全然いいんですけどなんとなく世間体的に。)
しかし、さざんかねっと(和室など公共施設を利用する為に法律でこれに登録しないといけません)を更新し、その際にもらう絶対に開きたくならない厚さの冊子に載っているなみすけ(杉並区のマスコットキャラクター。妖精。りんごが好き。かわいい。)を見ると心なしか少し寂しそうな目をしていました。
その目は俺たちに「和室でライブしてくれぇ〜!!」と訴えかけているような。
(なみすけ、ライス好きだったんだ。)
物悲しいでお馴染み、「夕焼け」と同じ色のオレンジが表紙の色に採用されていたのもそう見えた原因かもしれません。
自分のせいで永久にkeep outのテープが和室に貼られるかもしれない恐怖心はいつか乗り越えなくちゃいけないと思っていましたが、今こそ俺が口火を切るべきなのか。
人数制限などをした上で、みんなが和室という家に帰ってこれる日も近い。。かもしれない。。
お題箱に来てたやつ書きます。
・やりたくないこと
楽しい事をたくさんしたい♪でお笑い芸人になってるのでなんでもかんでも基本やりたくないことばかりです。
ただ、全員に言えますがやりたい事しかしないで済む域に達する為にまずやりたくない事をしまくらないといけないので人生というのはかなりバグっていると思います。
このバグ自体は先人のデバッガー達が見つけてしまっているバグですが、だからといって俺もあなたもデバッガーとしてすでに見つけられている致命的なバグに絶望している場合なのでしょうか。
俺はというと「なんか急にやりたい事しかしないで済んじゃう。」というバグの存在を信じています。
友達の友達がそのバグを見つけたらしいという話も聞いた事ある。
俺はその為に試行錯誤する毎日です。
全く欲しくない家電をAmazonの欲しいものリストに入れてみたり、楽器屋で楽器の数を数えたり、1回も使わないサブスクに登録したり、松屋に行った後に松屋に行ったりもします。全然したくないけどバグを見つける為に。
基本的に全て毎回しなくて良かった。。と最初は後悔しますが、やりたくない事もする必要のない事も全てデバッグの為にやらざるを得なかったんだと思うと落ち込むどころか身体中を意味不明な達成感で満たす事が出来ます。
やりたい事ってすでにやってるからバグが見つかりにくいんで、あんまり自己啓発っぽく言いたくはないんですが、そういう意味ではやりたくない事こそ積極的にやってみる方がいいかもしれません。内緒ですよ?
新年度もまもなく始まり、新入生や新入社員の皆様。
まだ1面すらクリアしてないのにやりたくない事のボスラッシュで嫌になるかと思いますが、1年目が重要!とゲームの攻略サイト「game with」にも書いてました。(パワプロのページに書いてたのでパワプロのサクセスの事だったらすみません。)
バグを駆使してより良い人生を送る為に俺の方が早く見つけるぞという気持ちで全て乗り越える事が出来ますので頑張ってください。
ここまで書いてなんですが、お題箱に送ってくれた方、普通にやりたくない事を聞いてたらすみません。
検便がやりたくないです。
自分のうんこは自分しか見られない事がうんこの唯一良いところなのに。
なんで俺のうんこを他の人に見せなきゃいけない?
なんでも送れるお題箱
https://odaibako.net/u/kasisukoon
いつかサポートして良かったと思える。 サポートしてなかったら自分はここにいなかった。 人生はサポート。 本当にサポートが欲しいという気持ちがあります。