横文字

今勤めている会社は外資系ということもあって横文字のワードが頻出する。
それ自体はまぁ別にいいのだが、一つ気に食わない横文字がある。

リカバリー

横文字特有の語尾を上げるタイプの読み方。これが気に入らない。

完璧主義の自分の性格もあって、業務上他の人のミスだったり漏れを修正する機会が非常に多い。
それに対して「リカバリーありがとうございます」と言われることが多々ある。

でも、このリカバリーというのは他人のミスさえなければ本来発生する必要のなかった業務である。
リカバリーした側は本来やる必要のない他人の業務まで請け負わなくてはならず、単に仕事量が増やされている状態。一方ミスした側は業務をミスするほど適当に仕事をし、漏れであれば仕事量が減っていることになる。

なのに”リカバリー”という言葉には、リカバリーした側への感謝は含まれているが、ミスした側への「お前やらかしてんぞ」という意味合いを感じさせない清潔さがある。それが気に食わない。
ましてや、第三者からではなくミスした当人から「リカバリーありがとうございます」と言われるのは気持ち悪い感じがする。

もうこれからは”リカバリー”という言葉の代わりに”尻拭い”を使って欲しい。(特に当人からは)

「尻拭いありがとうございます」

自分のケツが汚いことを自覚して、その上で無駄な業務を増やしてしまったことの詫びも混ぜ込んで感謝してほしい。同じ給料なんだから。

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