種々

父は数年前にコロナの影響で自主退職してから、日給7千円で水道点検の仕事をしている。週6日、朝7時くらいに家を出て、山のほうまで車を走らせる。道中で猿や狸やカモシカを見かけては写真を撮りつつ、だいたい午前中のうちに家に戻ってくる


果たして最後まで生き抜いたとして、自分は天に笑って死ねるだろうか



いつか庭師の仕事でもしてみたいと思うことがあるが、じきに耐えられなくなるのだろう




「いただきます」という言葉は、元々その前に「あめつち(天つ地)の恵み」という言葉が入っていたらしい。

「命をいただきます」という告白

捧げるとは、自分のものを相手に渡すということ。祈りとは自分の魂。



咲かされる花々のむなしきこと



思考を作り出すのは環境であるのかも知れないが、思考とは元々、持って生まれた人格に依存して展開されていくということ


死なないために、なんとなく人類繁栄を手伝っている






皆滅びねばならない。


天は才華爛發さいくわらんはつなる詩人をして人間の悲曲を歌ひつくさしめず、閭巷無名の鄙婦ひふをして人間の爲に代つて其悲を天に訴へしむ。

徳冨蘆花「哀音」



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