見出し画像

attrakion

易経というものを知った。発見もあった。

最近は暑くて、用が無ければ殆ど家から出ていない。今日は久しぶりにコンビニでレトルトのパスタを買って食べた。大学生の頃の生活が懐かしくなった。

家から出ていないとはいうものの学生時代と比べれば予定や外出の数は確実に増えているわけで、いわゆる「健康」的な過ごし方になっていることを何かにつけて実感する。でもあの4年間は私にとってかけがえのない記憶で、部屋の電気さえ嫌っていた暗い生活はこれまでのどんな社会的生活よりも私自身を表していたと思う。

私は自身の堕落性についての肯定的な考え方を覚えるべきだと思う。人間、と括るにはまだ人生経験が浅いが、みんな絶対どこかに汚い部分を持っている。たぶん、私たちには堕落と健康とがセットだ。
ただ私は、それが「汚い」ものである前に、まず「人間」であると思う。ある程度の幸福感をもった人生を送りたければそれで十分だが、自分を知り自分のための幸福を知りたければ考えなくてはならないのは、何が堕落で何が健康なのか。そして、そもそも堕落も健康も存在しないことを分かるべきだ。

もちろん、永続的な堕落を推奨しているわけではない。幸福に過ごすためには自己変革の必要な段階も来る。真の幸福を知るためには真の痛みを知る必要があり、真の痛みを味わうためには、人の目を気にするな。私は、人がいるときに人の目を気にしないのは無理なので、一人で居れ。


孤独の溝は消えない。悲しくも遠ざけられサァサ厭世。



New work.
白縫 - attrakion




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?