Scrap And Fabrication
概要
Column Light
Column Lightは空き家の廃材を利用することで、負債を資産へと変えるプロダクトデザインをしました。 日本では空き家が増加し、社会問題となっています。
そこでScrap and Fabrication(SAF)はかつて人々の生活を支えていた大きな柱を、一筋の光へと転換することを試みました。
その光はまるで枯れた落ち葉が新たな萌芽を育むように地球規模の循環を感じさせてくれるはずです。
背景
私たちは、日本の空き家問題の回答として本製品を設計・デザインしました。野澤千絵/老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路(2016) では、右肩上がりに空き家は増え続け、15年後には3戸に1戸が空き家になってしまうことが書かれています。
製品タイプ
ミルフィーユ型
2mmのアクリルを10mm間隔で配置し、背面から光を照射するミルフィーユタイプの照明器具です。長さの異なる2種類の商品を用意しています。
サンドウィッチ型
6mmのアクリル板を木材で挟み込み、やわらかな光を放つ照明器具です。長さの異なる2種類の商品を用意しています。