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傍のソバ・鉄道旅行編/ムイネーの漁村で食べたHu Tieu

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Phan Thiet/ファンティエッとMui Ne/ムイネーはニッポンで言えば鎌倉と稲村ケ崎のような関係です。大きなファンティエッ市の端の方にムイネーがあり、観光地の名前としてはムイネーのほうが一般的です。
ムイネーには砂丘があったり賑やかな漁港があったり。リゾートの大きいのはファンティエッにたくさんあり、ムイネーは民宿みたいな小さなところが多い。

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砂丘周辺はずいぶん開発が進みました。Villa団地のようなモノが砂丘を侵食するように建ち並び始めていて、かつてのニッポンのリゾートバブルのような感じです。
一応その辺りを見た後、運転手が漁港近くのソバ屋に連れて行ってくれました。
普通のソバ屋で本場ホーチミンのよりやや太いものの、食感と麵の味はHu Tieuそのもの。具は骨付き豚肉がごろりと入っていて、Hu Tieu Bun Bo Hueのような趣きです。漁村のすぐ脇で豚肉ソバというのも一興じゃあありませんか。

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あとは漁港直結市場を見たり、新しめのリゾートをいくつか覗いて、ホテルに戻って午後のホーチミン行き列車に乗る準備。忙しい旅です。
ワタシは普段こういう忙しいコトはしません。同じ場所に最低2泊して、ほぼ一日中ボケーっと過ごします。

発車1時間前に駅に着いたら列車がホームにいて、既に乗車が始まっていました。1本前のかと思って駅員にキップ見せて聞いたらコレに乗れって。
あとで知ったのはこの駅から発車するのは1日にこれ1本だってことで。こんなんで鉄道事業が存続しているのが不思議です。
因みにホーチミン、ファンティエッ間は車より鉄道のほうが早く行けます。稀有な路線です。

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定刻13時20分に発車、途中下り列車と交換するのに30分くらい止まりました。単線なのですれ違うのが駅以外にないワケです。片方が止まってすれ違うのを交換と言います。
それで結局ホーチミン/サイゴン駅には40分くらい遅れて着きました。5時間。
何年か前と比べて駅が大きくなっていました。エスカレーターもあって。
コロナで降りる客の体温測定をしていました。熱があったらどうするんだろ。降車拒否? 病院直送??

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切符には事前にWebで健康申告して、それを車掌に見せて、車内ではマスクして、みたいなことが書かれていたのに、マスク以外はフリーパス。そんなです、ベトナムは。
無事、駅を出て、Grab呼んでホテルに向かいました。移動の日々です。
ホーチミンではオープンしたばかりのMUJIに行きたいと思っていました。

ホーチミン編に続く。

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