仕事の意味【新幹線メソッド】

なにをやるか、なにを成したいかについて、いろんな人からご意見を頂戴したことがあります。
世の中にはいろんな仕事があります。
でも、フリーでも雇われでも、基本は同じです。その解(らしきもの)を書いておきます。

「新幹線のお客様は乗り心地を求めている」

これは運転士の親方から教わったことです。
だから加減速ショックの少ない運転操縦を徹底的に叩き込まれました。
1人で運転するようになってからも、その技術を磨きました。カスタマーベースが仕事の基本だと学んだのです。

運転士はカスタマー側にレコメンドできない点で、車掌や駅員と異なります。
だから、思考が仲間内で分かりやすい、自分都合になりやすいと思ってます。

具体的には1秒のズレなく運転する技術です。
これはこれで立派ですけども、そんなことを求める乗客などいないのではないでしょうか。
似たような例はいろんな業種で見ることができます。

アイテムベースでもルールベースでも、それは会社都合には変わりありません。
結果が自分側を向いているからです。
どんないい結果が出てもユーザー側の利益には結びつきません。

徹底的にお客様の利益になることを心掛ける。

それが仕事であると思います。