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2021年4月12日

言葉を書くのが億劫だ。
思いついた言葉を並べる。

朽ちる。落ちる。尽きる。果てる。光が眩しい。頭にドリルを貫通させたい。風が欲しい。嘘だ。ぼく。おれ。わたし。一人称に振り回されるのはごめんだ。わたしは何者だ。わたしは自分の性別について悩んでなんかいない。嘘だ。何か引っかかっている。否定するときの言葉、その裏が真だ。わたしは悩んでいる。何を恐れている。誰にも愛されないことに? あるいは誰も愛せないことに? 両方だ。愛せないのは、拒絶されることを恐れているからだ。誰も好きにならなければ、拒絶されてもその痛みは抑えられる。でも、「好き」と「愛」は違う。わたしは執着している。わたしの想像している愛は真の意味での愛ではない。愛は無償だ。しかし、人間の中に無償の愛など存在しない。精神と切り離すことのできない肉体は必ず欲望を求める。頭にドリルを貫通させたくなる。ぼくは、おれは、わたしの頭の欲望を貫通させてぶっ飛ばしたい!

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