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【無料にしました】生成AIの普及する中、イラストレーターが生き残る方法【前編】

無料で公開することにしました。多く見てもらうことが最重要だと考え直したためです。売れなかったからではありません。泣いてなんかいません。

さて、ではこの記事の前提をまず挙げていきます。
それらを踏まえて、読む価値があると思った方は是非読み進めてください。

■筆者はイラストレーターではありません
ただし、50名以上のイラストレーターと仕事で関わってきました。ちなみに僕はシナリオライターだったりします。

■『生き残るためにやるべきこと』を書いていきますが、ある程度の努力ができることを前提とします
やるべきことについては、めちゃくちゃ具体的に書きます。

■生成AIが普及し続けることを前提としています
ここで、そんなことはない、と思った方には価値のない記事となります。


と、こんなところでしょうか。
ちなみに、売れっ子になる方法ではないので、まあ言うまでもないことですが、一応ご留意ください。
では、さっそく書いていきましょう。

①どんなイラストレーターを目指せばいいのか


とても簡単です。イラストを必要としている人や会社が、生成AIを使うより、『依頼したほうが有益』だと思えるイラストレーターになればいいんです。
では、どういう場合において、それが成立するのでしょうか。
仮に、スマホゲーを開発しているA社があったとします。そして、そのスマホゲーにはイラストが必要です。生成AIを使えば、かなり低いコストでイラストを手に入れられます。しかし、生成AIにはブランド価値というものがありません。『珍しい』という効果も今ではあまり聞かないですし、珍しさが薄れていく一方なのは疑いようがありません。
さて、答えはもう出ています。
ブランド価値です。つまり、その人を起用することでユーザーの獲得率が上がると判断された場合、それは『低いコスト』という生成AIのメリットに勝ったということになります。
ここまでは、「そんなことわかってる」と思う人も多いかもしれません。
ただ、イラストレーターとして自身のブランド価値を向上させることについては、しっかり方法論が存在します

②SNSで自分の価値を上げる

イラストレーターとして活動している方のほとんどは、SNSをやっているはずです。シナリオライターの僕からすれば、羨ましい限りです。さあ何が羨ましいか、察しの良い方はお分かりだと思います。
そう、イラストレーターはSNSとの抜群に相性が良いのです。
その中で力を入れるべきSNSは、X(旧Twitter)です。
イラスト掲載に特化したサービスも色々とありますが、それらを差し置いて、なぜXが重要なのかを解説します。
まずpixivと比較してみましょう。pixivはイラストがメインのコンテンツであることは皆さんもご存じかと思います。ただ、イラストを描く人とイラストを見たい人以外はイラストを見ません。つまり、上記した仮のA社からすると、ゲームのターゲットになるユーザーをpixivで網羅することはできないんです。
さあ、ちょっと分かりづらい文章が続きましたね。論理性はあるはずなので、しっかり理解できるまで読み返してみてください。
pixivを例に出しましたが、じゃあXに力を入れるべき理由はなんだ、となりますよね。
結論から言うと、フォロワー数がブランド価値の指標になるからです。
先述したように、イラストがメインのコンテンツである場合はイラストを見たい人が集まっているわけですから、A社にとっての獲得したいユーザーが集まっているわけではありません。もちろん、特化型のSNS等にもまた違った価値があるわけですが、本記事の主旨からは逸れてしまうため割愛します。
さて、ではXではユーザーを網羅できているのか、というと指標になる程度にはできているという表現が適切かと思います。
実際のところ、イラストレーターを起用する現場でXのアカウントをチェックしなかった例を見たことがありません。僕自身も、イラストを発注する際は、描く人のXを必ず検索します。
イラストのクオリティや作画をチェックするだけであれば、ポートフォリオなどを送ってもらうだけで済みますが、「この人が描いてます!」と広告を打った場合に、どれだけ影響があるのか、全く考慮しないということはまずあり得ないと思ってください。クオリティだけを見る人もいないわけではないでしょうが、案件の規模が大きくなればなるほど、クオリティだけでは判断されないと思っておいてください。
おっと、書き忘れるところでした。
Xのどこに力を入れるべきなのか、ですが、フォロワー数の多いアカウントになるよう力を入れてください。※ただし、フォローの数も多いとなると価値は半減します
安心してください。イラストレーターがフォロワー数を稼ぐなんて、超簡単です。先にも言ったように、方法論がちゃんとあります。


さて、いいフリができたところで、前編はここまでとします。
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コメントも大歓迎です。なんならコメント欄を営業に使っていただいてもOKです。
最後に、白木原怜次というシナリオライターが存在することも一緒に覚えてくれると、明日を生きる希望になります。
後編はいつになるかわかりませんが書かないってことはないので、よろしくお願いしますね。


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