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【ワーホリ日記Last/白川町での生活を終えて】

こんにちは。岐阜県白川町でワーキングホリデーをしていたこうきです。先日、白川町でのワーホリが終わりました。
白川町で過ごした一ヶ月を振り返る記事を作らなければ!と思っていたので、ここにまとめたいと思います。

この記事では、

1.白川町の滞在を通じて得た学び、感想 
2.実家(神奈川)に帰ってきて感じたこと 
3.ワーホリで得た学びをこれからどう生かすのか 

の3点について書こうと思います。
この記事を読んで、白川町のワーホリに興味を持ってくれたら幸いです!!


【はじめに】

これだけは知ってほしい!白川町ワーキングホリデー5つのポイント

①白川町ならではの仕事
②住民の方々との交流
③宿泊費が無料
④自然の恵に囲まれた滞在
⑤町の方々がめちゃくちゃ良い人

 「白川町ワーキングホリデー」とは、岐阜県白川町で2週間から一ヶ月程度、働きながら収入を得られる取り組みです。白川町ならではの仕事ができたり、町の方々と交流することができて、実際にこの町に住んでいるような体験ができます。期間中は白川町内にある素敵な宿泊施設に滞在、しかも、、、

宿泊費が無料!!

 いやー、町で楽しく働きながら収入を得て、しかも宿泊費は無料。とっても魅力的な取り組みだと思いませんか!!
 そして、1番大切なこと。それは人間関係。学校や職場で悩む人も多いはず。まして、行ったことのない田舎(失礼)なら不安は倍増、、、。

全く心配入りません。

 怖いくらい、いい人たちばかりです。しかも、「学生だから」とか「白川町に移住してほしいから」とかではなく、素でいい人たち。実際に自分が会ったので間違いありません。
 
もちろん、一ヶ月だけの滞在で町の方々と理解し合えたわけでもないし、そこに住んでいる方々にしか分からないことだってあります。それでも、2週間から一ヶ月間関わるだけにはもったいないくらいの優しい方々が町には大勢います。

ここまで読んで白川町ワーキングホリデーについて気になったそこのあなた!!

こちらの記事をぜひチェックしてみてください。詳しいワーキングホリデーの説明・申込方法が書いてあります。

滞在先の「白川町移住交流サポートセンター」。他にも、魅力的な滞在先がたくさん。


ワーキングホリデーに応募したきっかけ、目標

私が白川町のワーキングホリデーに応募したきっかけ、それは
①大学院の研究フィールドを探していた 
②大学院の学費を稼ぎたかった 
③田舎の生活を体験したかった

の三つでした。そして、たまたま縁があった白川ワークドット協同組合の方に相談したところ、ワーキングホリデーの制度を紹介していただいた、という流れになります。そして上記3点を目標としてワーホリに取り組んでいました。

【1.白川町の滞在を通じて得た学び、感想】

白川町で得た学び、、、それは、

白川町、とても可能性がある

ということ。(僭越ながら)そう思ったのには3つの理由があります。

①新しいことに挑戦する人たちがいる

 一ヶ月の滞在中、色々な住民の方とお会いしました。その中でも印象に残っているのが、自分のやりたいことを声に出して、実行しようとしている方が多いということです。
 新規事業を次々と起こしている人もいれば、「〇〇が好きだから」と言ってガッツリ好きなことに取り組んでいる人がいたり、、、「これがしたい!」という気持ちに、素直な人が多い印象です。
 「都会は新しいモノ・情報が集まる、田舎は新しいことを始めにくい」という印象があったのですが、全くそんなことは無いように感じました。

②素晴らしい自然環境がある

 これは少し自分の嗜好によるところもありますが、、、白川町の自然、特に”霧”が素晴らしいのです。
 主に朝や雨が降った後に見かけることが多いのですが、刻一刻と変わっていく霧の景色は、いつ何度見ても飽きません。山と川に囲まれた白川町は、”霧”の鑑賞にもってこいの場所でしょう。きっとこの景色が好きな人は多いはず。これはもはや”霧”という観光資源です。
 ”霧”の他にも、綺麗な川がそこかしこに流れ、青々とした山々が目に鮮やかです。いくら文章や写真で訴えても、本物には叶わない。ぜひ、現地へ行きその目で確かめてみて下さい。

霧と山の濃淡はまるで水墨画のよう

③自然と人々の暮らしの調和

 山と川に囲まれたような白川町では、よく川の音が聞こえ虫の囀りが響きます。近くの山で山菜を採ったり、川遊びをしたり。シーズンになれば鮎を釣りに多くの人で町が賑わいます。草刈りの話をしたり、畑の野菜の話をしたり。四季が生活の中に溶け込んでいるように感じました。
 個人的に良かったことは、仕事帰りにすぐ山へ遊びに行けたということ。自然好きな人にはぴったりの環境かも。
 しかし最近では人口も減っており、人の手が入らなくなってしまっている場所も。「混ざり合っている」から「自然に飲み込まれている」という表現が近いかもしれません。何にせよ、自然の中で暮らしたい方にはおすすめです。

白川町では、山林資源を生かした林業が盛ん。

【2.実家(神奈川)に帰ってきて感じたこと】

ここで少し私事を。

 私は生まれも育ちも神奈川で、その中でも比較的都心に近いエリア(?)に住んでいます。通学も遊びも都心がメインで、毎日のように都会にまみれていました。

 父母の実家もすぐ近くにあり、”里帰り”のために田舎へ行く、なんてこともありませんでした。お盆やお正月に飛行機や新幹線で地方へ行く友達を見ると、少し羨ましかったことを覚えています。

田舎という”異世界”

 このような環境で育ってきたので、白川町での体験はまさに異世界でした。家も広いし、山も近いし、何より人と人との関わりが濃い。お店に行けば、店員さんもお客さんも大体知り合いやご近所さん。結構プライベートなことも話したりしていて、あまり慣れない環境だなと感じました。
 
田舎で自然に囲まれた生活をすれば、自然と心が落ち着くのかなと思っていましたが、あまりそんなことはなかったです。笑 夜になればかなり暗くなるし、虫もたくさん家に入ってきます。神奈川では経験しないようなことばかりで、やはり生まれ育った環境の影響は大きいなぁと感じました。

【3.ワーホリから得た学びをこれからどう生かすか】

ワーホリの目標は達成できたのか?

白川町のワーキングホリデーに参加したきっかけ。それは先にも挙げたような
①大学院の研究フィールドを探していた 
②大学院の学費を稼ぎたかった 
③田舎の生活を体験したかった
の3つでした。

それぞれが達成できたかというと、、、

①大学院の研究フィールドを探していた→ 
②大学院の学費を稼ぎたかった→△
③田舎の生活を体験したかった→◯

こんな感じです。
項目別に振り返ってみると、、、

①大学院の研究フィールドを探していた→ 
 十分に達成できました。白川町役場や白川町森林組合を訪問し、ご挨拶や研究の相談などをさせていただきました。住民の方々ともよくお話をし、有意義な時間となりました。今後も、白川町をフィールドに自身の研究を進めていきます。

②大学院の学費を稼ぎたかった→△
これはあまり達成できませんでした。なぜなら、、、

ドローンを買ってしまった!!

 いやー、不覚でした。白川町の自然が雄大すぎて、それを記録に残そうと思わず奮発してしまいました。しかしながら、美しい白川町の映像が残せたのでまぁ良しとします。

ドローンで撮った白川町の写真

③田舎の生活を体験したかった→◯
 
これも達成できたように思います。白川ワークドット協同組合の方をはじめ住民の方には本当によくしていただいて、「もし自分がこの町に住んだら」と色々想像しながら生活することができました
 よくを言えば、もう少し長く滞在していたかったです。白川町ならではの困ったことや、あまり気づかれないような生活の事情など、さらに見えてくるものがあったかもしれません。

これからは

 白川町の滞在を通じてやりたくなったこと、、、それは、もっと自然と暮らすスキルを身につけていきたいということです。
 例えば、自分で野菜を作って、それを食卓に取り入れてみたり、狩猟をしてみたり、、、もっと四季を感じられるような生活をしてみたいなと思うようになりました。
 きっとまた白川町へ行く機会があると思うので、それまでに少しでも上記のことをできるようになっていたいなぁと思います。

【終わりに】

 白川町ワーキングホリデーはとても貴重な経験でした。大学院の研究を行ったりする以上の意義があったと思います。将来について考えたり、生き方を知ったりと、かけがえのない時間になりました。
 noteのワーホリ日記もあまり更新できていませんでしたが、白川町やワーホリについて興味を持つきっかけになれれば幸いです。
 白川町で関わった全ての人に感謝したいと思います。また、ここまで読んでくださった読者の皆さんもありがとうございました。

白川町の星空

【筆者自己紹介】

シリーズ全体を通して、あまり自己紹介ができていませんでした。最後の最後に自己紹介をしたいと思います。

根岸宏旭

1999年5月24日神奈川県生まれ。拓殖大学大学院修士1年。大学生時代は国際協力・地方創生について全般的なことを学ぶ。海外渡航も頻繁に行っているが、毎度何かしら体調を崩し悶え苦しんでいる。趣味はドライブ・写真撮影。


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