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「Time,cheek time」開催にあたり(2022.10.28)

 遡ること3年前、僕たちはとっても息巻いていました。「2ヶ月に一回イベントをして、来年はフェスに出まくるぞ!」と計画をぶち上げ、鼻息荒くミーティングをし、着々とその準備を進めていました。しかし、covid-19の蔓延により上記の計画は早々に頓挫しました。

 ただ、ピンチはチャンスとはよく言ったもので、僕たちは幸運にもcovid-19によってもたらされた状況により制作に集中することができました。結果、ハワイレーベルよりシングルレコードを3枚。SIMPLICITYレーベルよりフランキーパリスへの楽曲提供とバッキングで1枚。デジタル配信にてミニアルバムを1枚リリースすることができ、これまでとは違う層の方々にも聴いていただくこともできました。加えて偶然その間に起きたメンバーそれぞれのライフイベントにも、じっくり向き合うことができました。

 そんなこんなで、気付けば最後の自主企画は2019年の8月。
 そろそろ、こっそりと練習していた成果を皆様にお見せできればと思っていた頃、コーナーストーンバーのHigh-cさんよりお声がけをいただき、本イベント開催の運びとなりました。

 ちなみに、冒頭に書いた計画の定期ライブのタイトルは「Time,cheek time」。第一回の会場として予定していたのがコーナーストーンバーでした。

皆様と11月20日に会えること、楽しみにお待ちしております!

◆S.S.SOUL
 今年で27年目を迎えた京都の老舗パーティー「CLUB80’s」にて2015年から5年間、レギュラーDJとしてプレイされていた経歴もありますが、今回のイベントではHIP HOPとLoversrockを繋ぐ架け橋的な立ち位置でプレイしていただきます。
 そんな彼の本イベントへの意気込みは、主催者より「早く」「上質な紙」で今回のイベントのフライヤーを印刷して配ってくれていたというエピソードから伺い知ることができます。(Respect!!!!)もちろんプレイは「看板に偽りなし」です!

◆Zunggu Zunggu
 昨年12月に出版された、世界初のラヴァーズロックのガイドブック「ラヴァーズロック・レコードガイド ROMANTIC REGGAE SELECTION 1970s-1990s」の著者であり、ラヴァーズロック専門レーベル「It’s A Romance Production」の首謀者。・・・とここまで書けば彼のプレイ内容に関して説明は不要でしょう。
 ちなみに、洒落者でもある彼の衣装箪笥はレコード棚に負けず劣らずの品揃え。当日はその装いでも私たちをきっと楽しませてくれるはず!

◆サリーとボンビーツ
 和歌山はGB CITY(御坊市)にて、Banguardというセレクトショップを営むラッパー「SURRY」と、同じくGB CITYのバンドであるボンビーツに所属するドラム&サンプラー「ジュンチー」によるHIP HOPユニット。
 ZeebraがGQのインタビュー動画の中で「HIP HOPがもはや完全にロックと同じ立ち位置まで来た。」と発言したのが2年前の12月ですが、地方都市和歌山で「やってる人なんか誰もいなかった。youtubeだって何にもねー」(Lyric by richblack)時代からやっているSURRY君の曲とラップは生で一聴の価値ありです。そして、このユニットはそんな彼がGB CITYの仲間ジュンチーとやっているユニットだというHIP HOP的流れも胸を熱くさせますね。(ちなみにジュンチーのパートナーはここ最近のBagus!のアートワークを担当してくれているNONA JONESだったりします。)
 さて、幸か不幸か現在はyoutubeがあるので、まずは彼らの音を聞いてみてください。
オススメはこちら(https://youtu.be/CXvKgekH604)とこちら(https://youtu.be/LtxPgMJJ1uA)。


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