東京

東京の街では
全てが虚ろで
何が見えるんだろうか
俺には分からない


東京って街はとても煌びやかで
煌びやかなんだけれどどこか空虚な感じもして
好きな街ではあるけど好きになれないところもある

例えるならクラスの同じ仲良しグループにいる友達の友達のような感じで
みんなとなら楽しく過ごせるんだけど2人になると間が持たないような
少し距離を感じるアイツ
アイツが東京みたいなもんだったな

みんなが煌びやかな物に目を惹かれているけれど
その横には目を背けてはいけない現実が沢山あって
貧困や汚染や悪や闇や
そういうものから目を背けるためにあの街には今夜も煌々とネオンサインが光っているのかもしれない

ネオンの明かりに照らされない路地ではホームレスが空き缶を漁り 
ネオンの下ですら困る人に手を差し伸べる勇気を持てない自分を酒で誤魔化して通り過ぎる大人が沢山いる


そんな街が俺は嫌いだし、ある意味ではそんなドライな空気感に日常では感じられない非現実感を感じられて好きでもある

そんな東京について、現代社会について、大人について
言いたいことが沢山あって
それをどう人に伝えるかと考えた時にやっぱり音楽があった
「東京」というなんの捻りもないタイトルの曲を昨日書きました。
ドライで空虚で酒と欲が溢れているあの憎くも憎めない街について22歳ベッドタウンで生まれ育った僕が感じたことを聞いてほしいです。

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