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(NHL) TBL vs PIT @ TBL (Wed, Oct 23, 2019)


Pittsburgh Penguinsから学んでいること (Game 11)
北米アイスホッケー(NHL)のピッツバーグペンギンズについて書きます。毎試合、ハイライトの感想+監督の試合後インタビューにおける英語表現(素晴らしい英語教材だと思っています)を取り上げます。

■試合前における私Hoppenguinsの気持ち

2試合、競り合いで負けてしまいました。次こそは勝利して欲しい!

■ハイライト感想


きわどく、敗戦しました。悔しい、ですが、本当に惜しい。試合終了約1分前に失点してしまいましたが、試合終了約1秒前に、得点と思われるプレーをしました。ここまで際どい試合ですと、レフェリーの判断にもいちいち感情が揺さぶられますが、ここは長いシーズンの中の序盤の1戦、レフェリーたちをこの時点で敵に回すことに大きな収穫はありません。自分たちがよりよくなることにフォーカスして欲しいです。しかしペンギンズの1点目(Tanevの素晴らしいスケーティング&ショット)、2点目(1stラインのtic-tac-toe)、ともに凄いスキルで、やっぱり応援していて楽しいチームです。


■監督試合後インタビュー感想

We are resilient right now. The adversities we faced in the game, guys are reacting the right way to it.

我々は今、レジリエントな集団だ。逆境に直面しても、正しい方向性で対応している。(私Hoppenguinsによる意訳)

チームの闘いぶり(例えば試合終了10秒前に勝ち越されても1秒前にあわや追いつきそうとなるまで盛り返した状況)についての回答。ここで私はresillientという単語を紹介したいです。ここでは、逆境に対してその結果を受け入れた上で誠実に対応し立ち向かうことができる、という意味合いです。なかなか日本語では簡潔に言い表せない表現だと思います。英和辞典を引くと弾力性とか回復力といった訳が出てきますが、物理学に使うならまだしもスポーツやビジネスで使う際には、それだけだとイメージしにくいのではないかなと。

選手たちは自分自身に大きな期待をかけて闘っていますので、理不尽と思われるようなことが起きると、絶対に悔しいです。しかし理不尽なことが起きてしまったなら、自分でコントロールできないことについてはくよくよ考えず、次のアクションにしっかりと取り組む、という強靭な精神を持つということです。これは鈍感であることとはまるで違い、逆境を受け入れた上で対応するというのが、ポイントだと思います。

ビジネスではもちろん使えますが、ビジネス英会話だけでなく日常の日本語にもぜひ取り込まれて欲しい、非常に重要な単語だと私個人は思っています。例えば日本語にすでに取り込まれているTough(タフ)という言葉が使われる時、場合によってはresillientに置き換えてみるのはいかがでしょうか。

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■対戦相手について
TBL(Tampa Bay Lightnings)は、昨レギュラーシーズンではとても強く、NHL史上最高タイの勝利数でプレジデンツ杯を獲りました(プレーオフではうまくいきませんでしたが)。その勢いもあり、有名な選手がほどほどの年棒でも構わないとういう形で、吸い寄せられているような印象を受けます。非常に選手層が厚いチームです。


■見出し画像出典:
https://twitter.com/penguins/status/1187149245222137856?s=20

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