TOOLと「The Grudge」

トゥールを初めて聴いたのはいつだっけ。
まあとにかく、The Grudgeがおれの初トゥールで、今のところ最高傑作。2001年のアルバムだから、その頃に聴いたんだと思う。
他にも好きなのあるけどね。Rosetta Stonedとか。Right in twoもすごい好き。
でも、Grudgeにはおれがトゥールに対して感じている魅力が全部ある。
脳みそをかき回す変拍子、ヘヴィなリフ、静と動、空気感。
ハムバッカーのレスポールでしか出せないぶっとい歪み、最高。
おれの三大レスポール使いはストテンのディーン・ディレオ、メタリカのジェイムズ・ヘッドフィールド、そしてこのトゥールのアダム・ジョーンズです。

音楽の用途というか、色んな状況で聴く音楽ってある。
リラックスしてダラッと聞き流すものもあれば、耳を澄まして、緊張感を持って何が起きているか集中して聴く音楽もある。
おれにとってはキング・クリムゾンとパット・メセニーグループ、そしてトゥールが「耳を澄まして集中して聴く音楽」だ。
どこでどの音がどう鳴っているのか。集中しないとこの人たちの音楽はハマれない。
そのエネルギーに見合うだけの快感は、必ずある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?