ロレンツォオタクが聴き解く「アンジェリークルミナライズ 2nd step」ドラマCDについての感想

まえがき

皆様こんにちは。 猛暑と豪雨が交互に続いていますが、お元気にお過ごしですか？こう天候が悪いと、ついつい引きこもってゲームをしまくり、ツイートを滞ったりしがちですね。しかし、毎日推しに気が狂ったツイートをしていて、突然10日ほど呟きを辞めると、フォロワーに死亡を疑われて心配をかけるので、ちゃんと毎日推しツイートしましょう。（その節はご心配をおかけしました）
その期間、わたしは「FE風花雪月」というゲームの「ディミトリ＝アレクサンドル＝ブレーダット」という男にしばらく狂っていました。寝ても覚めてもプレイしまくって死ぬ思いでクリアしまして、そこからようやくpixivで素晴らしい作品をたくさん読んで、なんとか彼への気持ちを昇華することができました。推しへの思いは、同じく推しに狂った誰かの救いになるのだなあ。

話を本筋にもどしますが、先日神鳥の宇宙の地の守護聖ルヴァ様のお誕生日がございましたね。おめでとうございました。ご生誕のお祝いをこめて、ルヴァ様が令梟の宇宙の守護聖をご訪問されるドラマCD「アンジェリークルミナライズ 2nd step」を拝聴し直したところ、

あまりにロレンツォがロレンツォでロレンツォだったためルヴァ様生誕から毎日10日間ほど続けて聴きまくっていました。

そろそろセリフが暗唱できそうなぐらいにこのドラマCDが好きなんですが、この狂った気持ちもちゃんと文章でしたためておこうと思いました。だって推しへの思いは誰かを救うかもしれないから・・・。

・「アンジェリーク ルミナライズ 2nd step」
令梟の守護聖&神鳥の守護聖登場ドラマ+令梟の守護聖によるヴォーカル1曲を収録したCDシリーズ!「2nd step」のドラマには、ノア、カナタ、ロレンツォ。そして、クラヴィス、リュミエール、ルヴァが登場。
新曲は令梟の炎の守護聖・シュリのソロ曲を収録。
初回封入特典はドラマの後日談がゲームで見られる! 夢イベントにアクセスできる特別合言葉つき♪
（出典：Amazonより）

アンジェリークルミナライズのソフトパッケージ発売前に出たドラマCDシリーズの第二作目です。新作ソフトの発売を前に、長らく愛されている神鳥の守護聖様を登場させることで、歴代シリーズファンの皆様へ新たな守護聖たちを紹介しています。そのため、令梟守護聖たちの性格、関係性などが丁寧に描かれるストーリーとなっています。１st STEP ではユエ、シュリ、ヴァージル。３rd STEP ではミラン、ゼノ、フェリクス。そして我らが２nd STEPでは、ノア、カナタ、ロレンツォが登場します。
ざっくりとしたストーリーとしては、令梟の守護聖たちが、女王候補が育成する大陸を訪れる。そこにはなんと神鳥の守護聖たちが訪れていた。弟宇宙である令梟の女王試験、そして守護聖たちを見守るべくやってきた先輩守護聖達と、まだ経験の浅い令梟の守護聖達を巻き込んで事件がおこる…。
という、神鳥守護聖による授業参観、そして令梟守護聖によるはじめてのおつかい。まるでメンターによる新入社員による面談を横から眺めているような、嬉し恥ずかしそわそわ感がある物語です。
各守護聖の思考、性格、特性、弱点と強み、そして魅力が非常に丁寧に描かれておりますし、目上の存在である神鳥の守護聖様に見せる彼らの顔は女王試験ではなかなか見られない新たな一面も描かれている。ゲーム発売前に出ているＣＤですので、前情報なく聴くことを前提に作られてはいるのですが、ゲーム本編をやりこみ、二次創作を読みまくり、二次創作を書きまくり、ゲームでは起こり得ないパラレルワールドまで想像しまくってから改めてこのCDに戻ってくると、また最高に良い。一言一言に感動する。推しが、こんなに、無邪気に、喋っている……（感涙）
ロレンツォに狂い、ロレンツォのことを毎日考え、ロレンツォが蛇になったり江戸にいったりギムナジウムに通ったり老いて丁寧な生活を送ったりする妄想をしているロレンツォ推しが、初心に帰ってこの2nd STEPドラマCDの素晴らしさについてダラダラと書き連ねる記事となっています。
 
★注意！★
※書くまでもないと思いますがドラマCD本編の著しいネタバレを含みます。
※推しを推し尽くしてからの感想になるので、「息してますね～かわいい！」ぐらい簡単に可愛い可愛いと連呼します。
※ロレンツォびいきが書いているのでロレンツォの言及が多めです。ご容赦下さい。
 
着いてこれる奴だけ着いてきてください。よロレンツォお願いします。（もしかしてその挨拶流行らそうとしているの？）
 

1 .要件のない視察 (Drama)

さて、本篇です。星の小径を歩いている三人。もはや彼らの足音にも興奮しますね。執務室BGM集に守護聖生活音をボーナストラックで入れたＣＤ、今すぐ買いたいんですが発売まだですか？
カナタ、ノア、を引率する形で、ロレンツォが歩いていますが、はい、とっっっっっっっっっっってもかわいいですね！！！
だって１７６cmの男子高校生と、１６８ｃｍの童顔男の子を引率して歩く、１８３cm前あきの色気過多な３０歳男性を想像してください！！！可愛くないですか？！シルエットだけでも興奮できちゃう！！は〜！ちゃんと年長者守護聖のお仕事しててえら〜。ロレンツォって勝手で興味のないことはやらない勝手な男（2回言う）ですが、和を乱すほどの自己中心的な性格ではない。やる気のない業務でも、表面上はにこやかにこなす。この辺のバランスが好きです。

ロレンツォ（以下ロ）：「仕事でもなくノア、カナタ、君たちと出かけるとは不思議な気持ちだ」

　普段のプライベートだったら君たちと出かけることはない。って言外に言ってますからね。ヒヤッとしますがノアくん様に「ロレンツォが先生とかヤダ。勝手にどっか行っちゃいそう」とハッキリ言われててにっこりします。ノアくん様、ロレンツォのことちゃんと理解してくれていてありがとう～！

ロ：「さすがにお子様守護聖2人を放り出したりはしないよ」

　これ、「自分にお子様を放り出すような性質が少なからずある」ことを認識してなければ、さすがに、という接続詞は出なくないですか……？　自分が人でなしであることを認識しているのが言葉の端々に出てますね～。エモい！
　カナタくんの言葉から、どうやら3人はミスティックカナルへ向かっていること、そしてそれはユエに言われたからだと言うことがわかります。（マイペース二人組に挟まれたカナタくん、常識人枠として冷静に振る舞っているのが偉すぎますね。）大陸で何が待っているのか、わからぬままの3人。
　ここ、言及するほどではないんですが、この辺りのノアくんに相槌を打つロレンツォの

ロ：「ん、とかね」

の声がすごく好きです。「と」のあたりの子音がバリトンボイスで溶けていて、エッチなんなんだなぁ。ありがとう、いーーーーーい声です。

回廊を抜けて、大陸に降り立ちます。カナタやノアの「アンジュの育てた大陸の素晴らしさ」の甘い感想をフルシカトしてさっさと用事を済ませようと交通手段を探すロレンツォ。そういうところだぞ～！
さあやって来ますよ。運命の再会です。

ロ：「もう夕方だね、急いで向かいたいから馬車でも……」
謎の声：「もう用意していますよ」
ロ：「えっ……？」
ルヴァ様（以下ル）：「こんにちは、ロレンツォ。お久しぶりですねぇ」
ロ：「ルヴァ様……！！」

　なんだこの台詞回しの演出は。月９か！？
映像がつくならロレンツォの静止でBGMを消し、振り向きをエモいスローモーションにして、振り返った先のルヴァ様全身にはキラキラエフェクト、そこからお顔アップで花の中で微笑み、ぐらいの演出がついてそうです。でないと「ルヴァ様ぁっ♡♡」ぐらいの声でなくないですか？　ゲーム本編では恋愛9を超えないと聴けないロレンツォの甘い声が冒頭1分52秒で聴けるなんて、なんでお得なドラマCDなんでしょう。
また、ここでカナタくんとリュミエール様の初めましての場面にもなっています。カナタくん、大変な運命だけど神鳥の同じ力の守護聖がリュミエール様であることは幸運だよね…よかったよかった。
　神鳥の守護聖様に、大陸を案内することにします。

ル：「とりあえず移動しましょうか」
ロレンツォ：「えぇ、ぜひ、行きましょう」（食い気味）

　いや～～～～～～。ゲームやり込んだあとに聞いた感想なんですけど。
ロレンツォ、よっっっっっぽど興味ないとさ、「ぜひ」って使わなくない？「いいね」「行こうか」ぐらいは愛想で言うんですけど、「ぜひ」までつくの、興味がmotivationしないと使わないんですよ。恋愛段階で言うと７ぐらいまでは行かないと聴けない相槌。対ルヴァ様ロレンツォ、まじで言葉の端々までルヴァ様のこと好っき！！！！という気持ちが溢れていてやばい。（やばい）

2 ミスティックカナル (Drama)

さて、ミスティックカナルへやってきました。ミスティックカナルがどんな大陸なのかを、神鳥の守護聖様がたへします。

ロ：「ノア、説明できる？」
ノ：「うん」

ううううう……なんてことないやり取りだけど可愛い……。自分でさくさく進めることもできるけど、代表格である闇の守護聖に説明を促すところ。そしてそれを「できる？」とちょっと年長者の立場で言うところ。ノアくん様もロレンツォの事は「なんか嫌」だけど、たぶん有能さでは信頼していて、素直な返事を返して頑張るところ……。そして最後にカナタへぶん投げちゃうところ…！このあと、ノアくんから無茶振りされたカナタくんが頑張るのも良き～！ちなみにこのカナタくんの「なんだか不思議なことばっか起こる街だって俺は思っています」の感想の部分が、このドラマの根幹になっていて、カナタくんの物事の本質を捉える賢さが出ていますよね。最後の360°評価でも、人の本質を見抜くのがうまかったりして、彼はその聡さでもって守護聖という運命を受け入れて行ったんだなぁ…というのも感じます。

このあと、水の守護聖ペアが飲み物を買い出しに行っている間、ルヴァ様とクラヴィス様がカナタのことを心配します。拒絶できない守護聖という苛烈な役割を心の準備をする暇もなく強制されたカナタ。クラヴィス様からカナタを気にしてやるように言われるノアくん。ここでね。
ロレンツォ、一言も発していないんですよ。
ここからは私見ですが、ロレンツォはカナタのことを可哀想だとあまり思っていないと思うんですよね。結果として、苦労しているな、とか、傷ついているな、とか、頑張っているな、とかは認識しているんですが、彼の運命に対して感想を抱くようなタイプじゃないんじゃないかなと……。
とにかく「カナタくん心配ムーヴに一言も乗っからない最年長ロレンツォ」がらしすぎて最高すぎます。

リュミエール様とカナタくんが買ってきてくれた、ミスティックカナル名物？の「ストロベリーミスト」を飲みます。え、これロレンツォとかクラヴィス様もピンクのスムージーみたいなやつ飲んでるの？可愛いですね。スチルください！

さて、ここからは同じ力の守護聖同士二人組で街をまわることを提案されます。

ロ：「それは楽しい！ルヴァ様、ご案内します」

さっきのカナタくんの話題は一言も発しなかったのに、ここで先陣きってワクワクしちゃうの～～～！？
いや、もう、冒頭からロレンツォがロレンツォで最高ですね。ルビパ様、ありがとう、ありがとう。さて二人ペア編に続きます！

3 闇の守護聖たち (Drama)

ノアきゅん様と、クラヴィス様の街歩き。完全に距離感が孫とおじいちゃんなんだよな…。
女王試験が、ノアくんの心に与える影響を問うクラヴィス様。三度の女王試験を経験しているクラヴィス様。いつも凪いだ態度ですが、やはりご自身が試験で心に大きな影響を受けていらっしゃるからこそのご質問ですね……。うっ金の髪の乙女……‼
女王試験は守護聖全体にいい影響を与えていると思うけど、自分の力がそれを壊してしまうのが怖くて輪には入れない、と語るノアくん。自分の居場所は変わらずないのだと、クラヴィス様に打ち明けます。
そこに町人Aがぶつかります。町人Aは「過去の自分との対話」をしたせいでぼーっとしていたとのこと。具合が悪そうな彼をノアくんが気遣います。
それを見ていたクラヴィス様が、「民を気遣えるようになった」ことを褒めます。自分は変われないと思っていたけど、一歩づつでも変化しているのだとクラヴィス様の教えて気づくノアきゅん。昔は他人に心配するような余裕もなかったんだ、という彼の重い過去も感じつつ、ノアくん様の成長、そしてクラヴィス様の優しさを感じ、ほんわかしました。（良書を読んだ読書感想文）

ということで、まずは半分！！書きかけてからだいぶ時間が経っちゃったので、とりあえず冒頭をアップします。
ここからは地の守護聖パート、水の守護聖パート、そして事件へ…
無限にロレンツォに突っ込み続ける感じで進めていきますので、どうぞよロレンツォお願いします。