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金持ち父さん貧乏父さん

著者:Robert Kiyosaki(ロバート・キヨサキ氏)

起業家。教育家。投資家。アメリカ合衆国の生まれであるが、名前からも分かるように日系で日経4世。日本語は話さない。高校卒業後、ニューヨークの米国商船大学校へ進学。卒業後は海兵隊へ入隊、パイロットとしてベトナム戦争へ出兵。帰還後にサーファー用のナイロン製の財布を企画し起業。数々の会社を興したり、ボードゲームの作成したり、本を執筆したりと活動は多岐に渡る。

言わずと知れたビジネス書の大ベストセラー。読んだことが無い人も名前くらいは聞いたことがあるのではないだろうか。本書はロバート・キヨサキ氏の幼少期の実体験に基づいて描かれている。実のお父さんは貧乏父さんの方で、友人のお父さんが金持ち父さんである。二人のお父さんは言うことも行動も真逆で、金持ち父さんは行動と共にキヨサキ氏にお金に関する知識を教えてくれる。実の父である貧乏父さんも公務員で、世間で言う安定した職業ではあったが、お金に関する知識を勉強してなかったばかりに資産を築けずに生涯を終える。「家は資産か」と言う問いにすぐに答えることが出来ない人も、本書を読んだ後は自ずと答えが出てくるはずである。貧乏父さんの考え方が今の日本の風潮にマッチしている為、お金に関する勉強に疎い人は是非、入門書として一読することを勧める。同氏の別の著書「キャッシュフロー・クワドランド」も合わせて読むのもおススメ。

ここからは私の感想。(本を読んだ後に見てください。)

お金持ちになるためには、お金の勉強をするしかない。これはどの本にも書いてある至極当然のことであるが、それ以外ないのだと思う。結局、お金に関する勉強をする人は、そもそもお金の分野ではないことも学ぼうとするし、それが高学歴に金持ちが多いと言うことに繋がっているのだと思う。勉強もスポーツも仕事も努力の方向を間違えなければ目標には近づける。仕事が出来る、勉強が出来るとは則ち目標達成力だと言える。その為には長期的な目で考えなくてはいけないし、計画性と逆算力が必要となる。お金持ちになる基本を学び、その為の行動を逆算する。今すべきことはテレビを見ることでも、飲み歩くことでもない。日々の努力を続けよう。

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