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金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドランド

著者:Robert Kiyosaki(ロバート・キヨサキ氏)

起業家。教育家。投資家。アメリカ合衆国の生まれであるが、名前からも分かるように日系で日経4世。日本語は話さない。高校卒業後、ニューヨークの米国商船大学校へ進学。卒業後は海兵隊へ入隊、パイロットとしてベトナム戦争へ出兵。帰還後にサーファー用のナイロン製の財布を企画し起業。数々の会社を興したり、ボードゲームの作成したり、本を執筆したりと活動は多岐に渡る。

世の中の収入の獲得方法は、キャッシュフロー・クワドランドと呼ばれる四つの分類に分けられる。Employee(従業員)であるEクワドラント。Self-employed(自営業)であるSクワドラント。Business-owner(ビジネスオーナー)であるBクワドラント。Investor(投資家)であるIクワドラント。あなたはどの分類に属しているだろうか。本書では、時間の切り売りで収入を上げるEとSクワドランドを左側、人やお金にレバレッジを掛けて収入を上げるBとIクワドランドを右側に表し、左側ではお金持ちになれないと提言する。第一部でキャッシュフロー・クワドランドの説明。第二部でどうしたら金持ちになれるかを説明。第三部でクワドランドの右側で成功するための方法について言及している。収入方法の説明をするのに、非常に理にかなった理論であるので、知らない人は是非一度、目を通すことをおススメ。

ここからは私の感想。

本日は以前読んだ本を再読。最初に本書を手に取ったきっかけは、某マルチ商法をやっている知人から「キャッシュフロー・クワドランドって知ってる?」との言葉からだった。当時の私は恥ずかしながら何かを知らずにその説明を受けるのだが、収入の獲得方法を表すものとしては理にかなっている。そんなに難しくないことを図解にしただけなのに、図で表され言語化されると特別な知識のように感じられた。自分の時間の切り売りでは、稼げる限度が決まってくる。お金や人にレバレッジを掛けて、時間さえかければ青天井に収入が上がる権利収入。とても魅力的な謳い文句であり、キャッシュフロー・クワドランドの右側に行きたいと思ったが、化粧品を売ることは自分の中では違った。当時は入会することを丁重にお断りしたが、キャッシュフロー・クワドランドと言う考え方は参考になった。時間やお金をかけて資産を形成し、資産がまた資を産む。世の中の先行きがどんどん不透明になっていく中で、知識やスキルは今後ますます必要となってくる。日々の努力を続けよう。

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