三日坊主が石の上に三年乗った話。~三カ月間、毎日記事を書いて気付いた習慣化する7つのすゝめ~
どーも。シラハマンです。
連続投稿は途切れてしまいましたが、この3カ月で学んだ集大成を皆さんに共有出来たらと思い、今回筆を執る(タイピングを打つ)ことにしました。仕事をしながら3カ月間、毎日一冊の本を読破し更新を続けました。皆さんの今後の人生を一ミリでも良いものに出来るように推敲に推敲を重ねて公開しております。物事が長続きしない、自分を変えたい、将来に不安を抱えている方に是非、読んでもらいたい内容となっています。(すべての記事は無料で読めます。)
まず、私の自己紹介は下記の通り。
目次は下記になっています。
0、はじめに。
このnoteでは、3カ月の集中読書やコロナ禍の自粛期間を通して考えた人生観、サラリーマンという立場からの仕事観を踏まえ、習慣化する為に必要な行動について書いていきます。何も成し遂げていない人の記事なんか誰が読むか!という方もいると思いますが、これから何かを成し遂げる人の記事です。否定ではなく、まずは肯定することから。この記事を読む方の明日が、今日よりもっと良くなるように。「最後に」のパートに私の連絡先を入れているので、何かアンテナに引っ掛かる方はコンタクトをして頂けたらと思います。
それでは、始めます。
1、年収を考える。
皆さんが一番食いつきそうなテーマから。
習慣化を語る上で、非常に大切なテーマだと思います。
習慣が人を作り、人がお金を作る。
あなたの今の年収はいくらですか。
将来の希望の年収はいくらですか。
一度考えて見て下さい。
希望年収が1,000万円の方もいるでしょうし、1億円の方もいるでしょう。今、私の記事を見ている人で年収が1,000万円を越えている人は恐らくいないでしょう。これはまあ、日本の給与所得者で1,000万円を越えている人は5%程度なので、確率論的にも少ないからです。ましてや、1,000万円を越える水準でも給与所得者であれば、時間の切り売りをしていて多忙である為、無名の私の記事を見つけて読む確率はほぼ0です。加えて、自己啓発本を読み漁ったり、自己変革を求めたりする人は、経験論に基づくと低~中所得者が多いです。これは母数が多いというのもありますが、高所得者にはこういった人が少ないのではなく、物事の目的を明確に持っているからだと思います。色んな人と会う中で、この目的がズレた人と多く出会います。本を読むのが目的になっている人、セミナーに出るのが目的になっている人、お金を稼ぐことが目的になっている人。あなたが本当にしたいことは何ですか。金儲けですか。であれば、悪いことをしてでも稼ぎたいと思うのでしょうか。答えは違うと思います。仮に明日からお金に一生困らなくて、好きなことをして生きていいとするならば何をするでしょうか。とりあえず、働かずに旅行なんか行って、美味しいものを食べて贅沢三昧で、一生働かないと考えるかもしれません。私はその経験がないので、ここからは想像ですが、ご飯も必要以上は食べれないですし、贅沢もいつかは飽きるでしょう。となると、誰かの為に働いたり、皆の為にお店を出したりするのかなと。お金の為に働く程、虚しいことはないと考えるこの頃です。
2、人は変われない。
「人は変われない。」そう思っているあなた。その通り。でも、これからは「人は変われない。」の後に「すぐには」という言葉を付けて下さい。人は本気になれば変わります。保証します。変わらない人は変わらなくていいと思っています。人は変わろうとすると、変わった自分が得る見込み利益と変わらない自分が持っている既得権益を天秤で量り始めます。このときの既得権益には安定や地位、プライド等が含まれます。人は自分が所有している物に、見た目以上の価値をつけます。傍から見るとそれが大したものでなくても本人からしたらガラクタも宝物です。その上、何かを変えるには大きな労力やエネルギーが要ります。人生を変える大きな出来事や必要に迫られたら変わる人はいます。でも、それはかなり大きな外的要因によるものです。そんなことはまず起こりませんし、他人任せの時点で変われません。ダイエットが続かない理由も、勉強をせずにゲームに手が伸びてしまう理由も全て同じです。変わる為の理由が弱いのです。人は都合のいい生き物です。しない理由などいくらでも出てきます。反対に、する理由を詰めて下さい。私が出会った仕事の出来ない人に共通するのは、この出来ない理由をたくさん探して来る人です。出来ないなら、どうやったら出来るようになるかということには焦点を当てずに出来ないから仕方ないで終わる。そんな人に仕事を任せたいと誰も思いませんし、成長も目的達成もありません。朝が弱いとか、継続が出来ないとか、人とのコミュニケーションが苦手などなど。何も根性論で努力しろと言うのではなく、出来ないのには理由がある。その理由を潰して行けば嫌でも出来るようになります。上の例で言うと、私も朝が非常に弱いです。夜になると徹夜が出来るのではないかと目が冴えてきますが、次の日のことを考えて12時には寝るようにしています。しかしながら朝起きると、昨日の冴えた私は死んだのかと思うくらいきついです。そんな毎日です。そこで起きられない理由を詰めて、21時には寝るようにしました。これだと朝は嫌でも起きます。今は朝からジムに行くほど、朝型になっています。よくこの話をすると朝型は羨ましいと言われますが、今でも12時に寝ると朝は地獄です。朝が強いからジムに行くのではなく、朝が弱いからジムに行っています。発想を変え、行動を変えたら人は変われます。
この調子で本題の習慣化のすゝめを述べていきます。
3、脱・三日坊主。
あなたは自分で決めたことが続く方でしょうか。ほとんどの人が「No」と答えると思います。続かない自慢が始まりそうです。私も同様です。今でも、やりたくないことはなるべく後回しにします。この章では、三日坊主から抜け出すアドバイスをあげますが、全ての人に通用するわけではなく、これを読んで明日からすぐに実践出来るようになるとは思いません。また、目から鱗の情報もありません。この記事を読んだだけで変わるくらいなら、読まずとももう実践出来ています。しかしながら、変わる為の助けになるのは間違いありませんので、最後までお付き合いください。
まず、モチベーションについて述べますが、モチベーションは言うまでもなく大切です。しかしながら、モチベーションというのは非常に気まぐれで、自分自身でもコントロールが難しいです。ですので、モチベーションを上げる方法についてはここでは言及しません。何かを続けたいと思っている時点でモチベーション自体があることは確かですので、それで十分です。モチベーションに頼らず、仕組みに焦点を当て、本章は続きます。次に、上記でも述べていますが、三日坊主から抜け出す為に一番重要なことは、出来ない理由を取り除くことです。その為には、何が律速(ボトルネック)になっているかを知ることからスタートです。朝早起きが出来ないのであれば、毎日早く寝れば嫌でも早起きになりますし、毎日のブログの更新が続かないのであれば、一言だけ更新するなら嫌でも続きます。ただ、こんな当たり前のことではなく、ある程度の負荷がかかり、苦しいと思っていることを長く続ける方法を知りたいと皆さんは考えているのではないでしょうか。それに対しては、まず大前提に無理は続きません。そして、人間は楽な方に流れるので、そんなに意識だけ高く持っても続くはずがありません。私の言葉を助けるなら、現に今、このnoteを読んでいるあなたは実践なんか出来もしないのに意識だけ高いからこれを読んでいるのではないでしょうか。前振りが長くなりましたが、ここからが本題です。
私の実体験を交えながら、脱・三日坊主の話をします。
私の過去の記事を読んで頂くと分かりますが、私は3カ月に渡り「毎日一冊、本の記事」を書きました。7月からは記事の更新は止めましたが、別なる目標に向け、違うことを習慣化しています。(気になる方は連絡を頂けたらお答えします。)本を読んで記事を書くとなれば、最低でも一日二時間は時間作りが必要です。まず時間づくりに関しては、私は朝の時間を使っていました。日中は仕事をしている人が大半だと思うので、何かを習慣化するとなれば、朝か夜かになると思います。人それぞれ集中出来る時間が違うと思いますが、多くの経営者が推奨する朝活のすゝめは、かなりおススメです。これは実践済みなので自信を持って言えます。朝が苦手だからと言う人は、苦手なら苦手なりに対策してください。早く寝て下さい。絶対起きます。極端に早い時間に寝て下さい。絶対起きます。仕事の時間になれば、嫌でも行かなくてはいけないので、それまでが勝負となり、集中力が増します。よく言われる朝早く起きたら仕事のときに眠くなるというのは言い訳です。今まで8時に起きていた人が5時に起きるようにしたところで、時間にして3時間。3時間早くなっただけで仕事のときに眠くなる人は、8時に起きても眠くなる人です。いずれの場合でも、人間なので食後は眠くなるものです。私はしませんが、眠さ対策なら食事を抜くのも一つの手です。習慣化したいことを朝にすることで、習慣化出来る可能性が、夜の場合に比べ格段に上がります。当たり前のことですが、夜に続かない理由として、言い訳出来る環境が整い過ぎていることが挙げられます。すなわち、律速になるものが多すぎます。飲みに出てしまう、遊びに誘われてしまう、SNSを見てしまう、仕事が長引いてしまう、疲れてしまう、眠くなってしまうなど、挙げればきりがありません。しかしながら、これらはどれも朝には当てはまらないものばかりです。早く寝ることは誰でも出来ます。かなりハードルが低いです。習慣化する為の一つ目のすゝめは「朝活のすゝめ」。
二つ目は「積み上げのすゝめ」。
noteの場合、有難いことに毎日投稿を続けると連続投稿日が出てきます。一日でも投稿を怠たってしまった場合、今まで積み重ねたものが無くなります。たった一日だけのさぼりで、ずっとやってきたものが無駄になる。ある意味、サンクコスト(回収できなくなった投資費用)に似たものですが、毎日つぎ込んだ労力が無駄になるのは誰しも嫌だと思います。目先の利益の為に、今までの苦労が水の泡になる。その環境を作ってしまうと、続けざるを得なくなります。仕事に例えると、作業を途中までで止めてしまうと、再開時に確認作業だったり、無駄な作業が増えると思います。今やってしまったら楽なのに、後回しにしてしまったばかりに仕事が増えてしまう。誰しも経験があると思います。積み上げたものが小さくても分かりやすく、視覚的であることが効果的です。一旦積み上げたものが崩れると、再開するのは非常に困難です。また一から始めなくてはならず、継続するより再開する方がずっと難しいです。理由としては、一から始めるのは、双六のスタートに戻ると同じで、先程の位置に戻るまではずっと同じ景色で、新しい景色が見れないからです。また一からするのか、今日やってしまった方が賢明なのかを考えます。
次は「人を巻き込むすゝめ」。
これが一番効くものだと思います。あくまで何かを続けることは自分との約束ですが、それを他人との約束にも結び付けることです。もし破ってしまうとだらしない人間と思われてしまうという恐怖感や誰かの為にやっているという使命感があれば、止められない理由になります。恐怖感というのは非常に有効です。よく「毎日続けると歯磨きをしないと気持ち悪くなるように習慣化する」という言葉を聞くと思います。これは、習慣化ではありますが、根底にあるのは、歯を磨かないことによる弊害への恐怖心です。その弊害さえなければ、怠け者は歯磨きなんかいつでも習慣から無くすことも出来ますし、弊害への恐怖心に勝ったものは、その弊害で歯を失います。しないと気持ち悪いという不快感より、しないと失うという恐怖感の方が人には効きます。ここでも仕事に例えると、期限まで余裕がある時期(コンフォートゾーンに居る時)は仕事を後回しにしますが、気付けば期限ぎりぎりになってやらざるを得ない状況(パニックゾーンに居ること)になっているということを誰しも経験したことがあると思います。間に合わないという恐怖感が行動を駆り立てるのです。ですので、継続する為に、やれるかやれないかを見定めた期限を設け、人と約束することが有効です。痩せるのが目的なら長期的な目標をAさんと約束し(3カ月で5kg痩せるなど)、Bさんとは中期的(2カ月で4kg痩せる)、Cさんとは短期的(1カ月で2kg痩せるなど)に設定するとより継続出来る確率が高まります。
少し被りますが、次は「環境作りのすゝめ」。
工場勤務だったり、レジ打ちだったり、物や人が来たら捌かなくてはいけない状況下であれば、モチベーションに関係なく人はやります。やる気にならないから今はしないとなれば、ラインが止まりますし、お客さんに待ってもらわないといけません。やる気に関係なく嫌でもやらなくてはいけません。人はやらなければならないとやります。「これ、やっといて」と言われるだけだと、やったりやらなかったりする場合がありますが、「これ今やって」と目の前で監視されるとやらざるを得ません。現実世界でそんな状況に置かれることはほぼ皆無ですが、似た状況を自身で作るようにします。何かの予約を事前に取って、行かなくてはいけない環境を作る。ワークスペースに行ってしなくてはいけない環境を作る。周りの人や環境をフル活用します。自分ひとりでやれると思ってはいけません。資格など受験日が決まっていることに申し込むのも一つの手です。
次は「やっているフリのすゝめ」。
これは字の通りですが、とりあえずやっているフリをする。継続したいことが痩せることならジムに行くフリをしたり、運動するフリをします。最初は、フリだったのが不思議とスイッチが入ることが何回かに一回はあるはずです。私もよくスタバで意識高い系のフリをしてパソコンを扱っているフリをしますが、自然とフリが本物になり、仕事が捗ったりします。不思議ですね。最初のハードルというの高いものですが、一回手をつけてしまうと案外どうってことないことは往々にしてあります。先程も述べましたが、途中で物事を止めるというのは、仕事によっては非効率的ですが、仕事によっては一から始めるより再開する方がハードルが低いこともあります。この最初のハードルを越える方法を自分なりに試してみて下さい。やっているフリをしたり、やらざるを得ない環境に行ってみるなど、ハードルの低いことから始めることです。フリをすることが儀式になれば、もうあなたの物です。最初は軽く考えて、ダイエットするフリをしてジムに行ってみようと考えてみて下さい。
6つ目は「現実主義のすゝめ」。
ここでは、希望的観測がいかに役立たないかを説明します。私は楽観主義の無鉄砲な性格なので、現実主義であることが如何に合理的で大切かであるかを痛い程、経験しています。まず、希望的観測の九割は外れます。明日もし起きることが出来たらやろう。起きません。後でもし時間があればやろう。やりません。多分誰かがきっとやってくれるだろう。誰もやりません。皆さんもそろそろ気付いているんではないでしょうか。希望的観測は、自分のそうであってほしいという願望なだけで、ギャンブルと同じです。ギャンブルは負けるように出来ています。もっと地に足のついた、現実的に考えてください。明日起きる為に早く寝よう。明日になったら絶対にやらないから、今日中にやる。誰もやらないから自分がやろう。このように考える。出来るかどうかは別にして。恐らく、出来ません。でも、希望的観測の考え方のままだと一生やりません。まずは、考え方だけでも希望的観測は止めることをおススメします。
最後に「自分を知ることのすゝめ」。
意外と人間と言うのは自分自身のことを分かっていません。分かっていないというより、自身のコントロールが効きません。なるべくコントロールを効かせる為に試行錯誤しますが、なかなか手強いです。ですので、出来ない自分を知り、上手く付き合っていくしかありません。病気と同じです。自分を知る為には分析が必要です。第三者の目で自分を俯瞰し分析してみる。24時間ある内、一番集中できる時間帯はいつなのか、一番生産性が落ちる時間帯はいつなのか、何がモチベーションに繋がりやすいのかなどを分析します。次にその分析結果に対して、対処法を考える。気付いたら漫画に手が伸びている。いっそのこと漫画を売ってしまう。昼ご飯後は毎回仕事のやる気がなくなる。一旦、昼寝を取り入れる、など。分析することで問題が浮き彫りになってくると思います。その問題に対しては、何か行動や対処法をしないと変わるはずがありません。次は出来るはずと理想論を抱きがちですが、そんなに人間出来ていません。また同じ過ちを繰り返します。二日酔いと同じです。喉元過ぎれば熱さを忘れるのです。分析して対処する。これが最後の「自分を知るすゝめ」です。
4、最後に。
最後までご覧頂き、誠に有難うございます。出来る出来ないは別にして、これらの7つのすゝめを上手く活用できれば、物事の継続率が格段に上がると自負しております。感想をくれなどとおこがましいことは言いません。何かお困りごとやご相談ごとなど私でもお力になれることがあれば、下記のアドレスにご連絡頂けたらと思います。この時期なので、直近は厳しいかもしれませんが、東京都内であれば、会って話すこともやぶさかではございません。
daich.shirahama@gmail.com
最後に重ねて、御礼申し上げます。
よい一日を。
最後までご覧頂き、有難うございます。 頂いたサポートのバトンは、他の方をサポートする為の バトンとして回させて頂きます。