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多動力

著者:堀江 貴文さん

実業家であり、投資家、執筆家、You Tuberと活動は多岐に渡る。著書もかなりの数を執筆している。生まれは福岡県八女市で、久留米大学附設中学・高校を経て、東京大学へ入学。大学を中退して、オン・ザ・エッジを設立。東証マザーズに上場後、経営破綻をした旧ライブドア社から営業権を買い取り、ライブドアへと社名変更。同氏はライブドアの連結決算で有価証券虚偽報告をしたことにより、証券取引法違反容疑で逮捕された経歴も持つ。いずれも失敗に終わっているが、球団買収計画やニッポン放送買収計画を企てたり、総選挙へ出馬して落選したりと話題に事を欠かない人物である。最近では、東京都知事選への参加が取り沙汰されている。

本書は、著者の堀江氏が大事にしている一つ「多動力」についての本である。題名の通り、フットワークを軽くし、自分の興味のあることにハマり、飽きたら次へ行く「多動的な」生き方を推奨している。本書に出てくるのは、一昔前の職人のようにコツコツ一つの事を究めるスペシャリストではなく、ある程度の技術を習得したら他へ移るジェネラリストの生き方である。後半には、著者が実際に行っている多動的な働き方や生き方が紹介されている。子供の頃は出来ていた「多動的な」行動が、大人になったら出来ていない人も多いのでは?本書を手に取り「多動力」を思い出してみてはいかがだろうか。

ここからは私の感想。

堀江氏の回し者でも、ファンでもないのだが、物事を合理的に考える所は共感出来る部分も多いため、本日から三日間、堀江氏の本を紹介したいと思う。(出張が入って忙しくなっている為、読みやすい本を選んでいるわけでは決してないので、悪しからず。。。)まず、「多動力」についてだが、物事を新たに始める上では非常に大事なことであるのは間違いない。本書にもあるように見切り発車で始めることは重要で、軌道修正を後からした方が効率がいいのも確かである。結局、考え過ぎて発車しないことが多くあるのは私だけではないと思う。また、ひろゆき氏も話をしていたが、筆者は一種の多動性障害であるのではないかと思う節もある。仮に多動性障害であっても、ここまで成功しているのであれば、ある種、正解なのかもしれないとも思う。しかしながら、肝心なことはバランス感覚で、動ける人も動けない人も両方のメリットとデメリットを考えて行動するのが一番であると考える。子供のように落ち着きなく動き回ったり、出来ないことをすぐに諦めるのは多動力とは言わないだろうし、あくまで責任ある行動の上に多動力がある。日々の努力を続けよう。

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