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手作りイベントが好き。

なんだか驚きの週末。そして小さな幸せの日。

先日は近所で開催される小さなイベントへ出掛けて行きました。
きっかけは地元の漁師のK太さんがイベントの宣伝に寮にやってきたこと。
K太さん主催の小さなライブイベント、バーベキューや小さな販売などもセットのホームパーティー的なイベントです。


会場はK太さんのスタジオ兼作業小屋を手直し、ステージは畳を積み上げて、
古いコンポーネントステレオをPAにしての手作り感満載の会場。

ゲストでハンドパン奏者の宮本大地さんのライブがあり、これがお目当てでした。


ハンドパン奏者 宮本大地さんのライブ


学生も数名、近所の知り合いのご家族や子供たちが集まりワイワイとしたイベントが始まりました。
リハとBBQのまったりした時間のあと、
ケイタマンさんのソロが始まりました。ニューエイジとフォークの間くらいのアコギのソロ。ドレッドヘアの風貌からはちょっと意外な繊細な音でした。

フミ&タニ

そのあとはハマさんとタニさんのインストデュオ。
ルーパーとグルーブマシンを使ったシーケンスをバックにした即興演奏。ジャズやフュージョンよりはロックテイストだけど、打ち込みのせいか、ロックというほど熱くもなく、独特のテイストでポストロック的な感じがして楽しめました。

最北のバンド 最果てヒーローズ

この2人にケイタマンが加わって最果てヒーローズの登場。
ドラムレスですが、フォークロック的なドライブ感があって、ケイタさんのちょっと泥臭い歌と合間っていいかんじ。

そして最後には娘のカンナちゃんがボーカルで参加。彼女が作ったという自作曲をハイテンションで歌い、なんともボーダーレスなミクスチャーとなって盛り上がりました。

そして宮本さんのハンドパン。

宮本大地さんのハンドパンの演奏


宮本さんのパンクな風貌からは想像もできない(失礼)優しくて柔らかな音。
皆、癒されて酔いしれていました。CDも何枚か売れてて。

最果ての島の手作りイベントとは思えない聞き応えのある音楽で楽しめました。
バーべキューも地元の海産物なども交えて最高のグルメ。
島ではこうした文化的な催事は限られているので、みなさん心から楽しんでいます。
みんなが思い思いに過ごしていて、私たちが軽トラ美術館「福寿走」で巡った時のような幸せな時間になっていました。


そして、ここで出演していたタニさんの本業はなんと整体師さん!
しかも今日は出し物として出店しているということで、急遽施術をして頂くことになりました。

タニさんのしっかりとした演奏を聴いていたので、ここは安心して委ねてみました。かなりの痛みに耐えながら、五十肩の右肩を中心に診て頂きました。
少し肩が軽くなって、動きが良くなりました。


こんな最果てで、こんな豊かな時間が流れているってちょっと不思議な感覚です。
それって大都市目線かもしれません。
ここに住む人が自分たちも含めて楽しめるように披露する、
こんなあり方が自然で無理のない芸能、芸術のあり方のような気がします。
大きな資本も別に必要なく、みんなが持ち寄りでなんとかする。

今日はとても良い日でした。

※なんと7月28日 第二回目の開催が決定!私も参加します!

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