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不仲説

芸能人のコンビやグループで『不仲説』というのがよく囁かれる。

こういう噂を立てるヤツはそもそも何を『不仲』と定義してるのか分からないが、『公私に渡って仲良くしてる』の反対語を不仲と言うなら、私は職場全員と不仲である。仕事として回ってるなら、それ以上の親密性は特に求めない。

さて、話を芸能人に戻すと、最近の風潮からして『仲良し』がヨシとされている傾向にある。

私、いや私世代からすれば『こいつら仲良いのか?』と心配するくらい個性がバラバラの方が観ていて楽しいし、そこから生まれるパフォーマンスに観客は惹き付けらるワケだが、今は逆にイメージダウンをもたらすようだ。

嵐がブレイクした当たりからの傾向のように思える。彼らは仲が良いグループの筆頭に上げられるが、メンバーの才能が突出していてグループにおいて個性が埋もれることがない。仲が良いことが視聴者にもたらす幸福感は確かにあるが、仲が良いことだけがヒトを惹き付けているワケではない。

逆に仲が悪いからといって、個性が突出するワケでもないのは言うまでもなかろう。不仲のイメージが時としてグループとしての魅力を引き出すのであって、ホントに不仲だとパフォーマンスにならない。

そもそも、ホントにそのグループを応援してる人というのは、メンバーがステージを降りて仲良しかどうかなど興味がない。パフォーマンスでそのチームワークを見極めてるものだ。

さて、私の職場に話を戻すと、まあ、仕事としての人間関係の構築が下手クソなヤツが多いし仕事のパフォーマンスに少なからず影響している。誤配もろもろ郵便屋が迷惑を掛けることもあるが、『この郵便局、人間関係が良くないんだな』という『不仲説』を唱えていただければと思います。

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