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オルノア第5戦を振り返る(2/18 1勝クラス11着@阪神ダ1800)

私しらべるとの愛馬オルノアですが、昨日2/18(日)阪神8Rで5戦目に挑みました。今回は現地での応援をふまえた感想です。

初ダート戦を快勝し迎えた昇級初戦。牡馬混合とはいえ、オルノアの勝利を一切疑うことなく、阪神競馬場へと乗り込んできました。

まずはパドック。馬体重は490kgでマイナス2kg。現地で見た印象は同じく現地で見た前々走同様に「なんとなく小さく映る・・・馬体や歩様は今回も悪くない」でした。それでもダートを勝ち上がってきた牡馬と比較しても遜色ない気配をみせてくれていました。

続いて本馬場入場。鞍上の坂井瑠星騎手とともに入場し、返し馬に向かいますが徐々に気合が入ってきて、若干スムーズとは言えない感じ。それでも入れ込みまではなく、「なんとか集中して!」と祈る気持ちでした。

そしてレース。落ち着いてゲート入りしたものの、不運にも下を向いた瞬間にゲートオープン。オルノアは後手を踏んでしまいますが、持前のダッシュ力でこれをリカバー。3番手で1コーナーを回っていきます。

淡々とレースは進んだものの、残り800付近で徐々に馬群が固まってくる混戦模様。オルノアを見ると、瑠星騎手が懸命に手綱をしごいて、なんとかギアを上げて前を追おうとする構え。内外広がった4番手で直線へ向きます。

最後の末脚比べ、他馬がギアを一段二段あげていく中で、オルノアの末脚に火が灯ることはなく、そのまま走り切るのみ。過去何度も見たような光景といった感じで、伸びずバテず最後は1.8秒差の11着でのゴールとなりました。

ここからは個人的な感想です。2走前のレース後コメントで武豊騎手は「反応良く伸びてくれましたが、渋い」「ワンペース」「ダート戦を視野に」というコメントを出されました。前走は岩田望来騎手が序盤でハナを譲らず、オルノアのよいところを引き出してくれての勝利でしたが、今回は2走前、3走前のレースに逆戻りしてしまった印象です。

『特段、不利があった訳でなく力負け』という見方もできるとは思いますが、私は「オルノアの力を出し切れなかった不完全燃焼なレース」だと思っています。また、1週前のCWで好時計、最終の坂路で馬なり遅れ、の調整過程からコンディション万全ではなかったのかもしれません。

レース後「1800mの距離は少し長いかも」と瑠星騎手のコメントがありましたが、再び芝か、ダートか、短距離か、中距離か、意見がわかれそうな感じです。私個人としては『今回ダートを選択したのなら当面はダートで。同厩のグランブリッジ先輩の後を追って、関東オークスを目指そう!もう一度、岩田望来騎手とのコンビも見たい!』と思っています。

1勝クラスを勝つ力のない馬が同厩のダートの猛者とあれだけの調教をできるとは思いません。秘めたるポテンシャルは無限大。次走での巻き返し、期待しています!