見出し画像

オルノア第6戦を振り返る(3/12 アネモネS11着中山芝1600)

私しらべるとの愛馬オルノアですが、桜花賞トライアルであるアネモネSに挑みました。今回は地上波テレビ観戦での感想です。

昇級戦の前走がダ1800で11着。この結果を受けて再び芝へ矛先を向けてきた新谷先生。最終追切では栗東坂路で「52.8 - 38.1 - 25.0 - 12.4」の加速ラップを披露。状態は上々の様子でした。

パドック・本場馬入場は未確認でしたが、馬体重が前走から-14kgの576kg。パドックをご覧になった方のtweetでは気配は悪くない、十分やれそうという声が目立っていました。

いざレースへ。後入れ6番枠でしたが前走同様にゲート内でキョロキョロ。なんとかルメール騎手がタイミングを合わせて、まずまずのスタート。その後は無理をさせずに折り合い重視という感じで進むとポジションは中団。道中では遅れをとるまいと終始ルメール騎手は軽く手綱を動かし続ける中、馬群は先頭から最後方まで大きな差はなく一団でレースは進みます。4コーナー手前、なんとか進出しようとルメール騎手は目一杯に手綱をおして仕掛けるものの他馬との差はなかなか詰められず、オルノアは内目10番手ほどで直線へと向きます。

一瞬狭いところに入ったもののほどよく馬群がばらけて、進路はクリアに。ルメール騎手の頑張りに必死に応えるオルノアは内からじわじわと伸びをみせたものの最後は他馬の瞬発力にが上回り11着でゴール。先頭から1.0秒差、1.34.8と速い時計で頑張ったものの悔しい結果となりました。

ここからは私しらべるとの個人的な感想です。パトロールを見ると前走同様によそ見している間にゲートが開いておかしくない状況でしたが何とかだしてくれたのがトップジョッキーの腕と感じました。その後も「なかなかエンジンがかかりにくいオルノア」ということをしっかり把握したうえで力強く手綱を動かし続けて追走したもののスパッと切れる脚を使うことはできず、「ワンペースでなかなかギアが上がってこない」のルメール騎手のコメントどおりだったかと思います。過去に何度も聞いたこのフレーズ、やはりここが課題であり、乗り越えるためにはもう一段成長が必要なのかもしれません。

今後はじっくり立て直すとのことなので復帰は夏前くらいになるのでしょうか。小回りダート1700はたくさんありそうな時期ですので、次走こそこのクラスを勝ちあがり、再びオープンでの戦いができる日がくると信じています。

9月のデビューから早や6戦。怪我無く元気に頑張ってくれているのが何よりうれしいですし、リステッド戦限定の黒地に黄色のゼッケン、めちゃくちゃかっこよかったです。戦いはまだまだこれから、まずはしっかりと疲れを癒してほしいですね。