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ハートホイップ第16戦を振り返る(7/15 1勝クラス4着@函館芝1200)

函館競馬最終週、愛馬ハートホイップが最終日に勝利を目指しました。今回は旅行中のため、辛うじてジェットコースターの待ち列でライブ配信を見た感想です。

パドックは見れませんでしたが馬体重はマイナス2kg。3連戦をほぼ増減なく調整してくれた利弘厩舎のスタッフさんに感謝です。今回も函館へ駆けつけてくださったPSPS-KIZUNAさん撮影のパドック動画を見ると、落ち着いて周回していると同時に、闘志みなぎる好気配とまでは言えず、なんとか平行線を保ったかな、が正直な感想でした。

そしてレース。ゲート内で暴れる馬もいる中、冷静に待って、スタート。今回も五分の発馬を決めると、速やかに前へ。ただ、無理に競り合う気は毛頭なかった様子で、内目の4番手を確保。その後、逃げ馬の2馬身後ろで最内を進み続けるハートホイップ。出入りの少ない流れでレースが進む中、手応えよく4コーナーを回ります。

直線を向いて、逃げ馬がセーフティリードを保ち、勝負あり。残すは2着争いですが、内からハートホイップ、中ほどに1頭、外から1頭が末脚を伸ばし、内外分かれての3頭接戦となりましたが、最後は1/2馬身・クビ差競り負けての4着。それでも中央1勝クラス初の掲示板到達となりました。

ここからは私しらべるとの感想です。前日の雨で稍重発表、勝ち時計1分10秒台のレースとなりましたが、ハートホイップ自身は前半35.1-後半35.7。なんとか2着を死守したかったですが4着。この理由がPSPS-KIZUNAさん撮影の高画質連続写真を見ると、推測できました。動画が貼れないのでTwitterのリンクを貼らせていただきます。

ハートホイップより3頭分外の2番デルマヤクシ(2着)と比べて、跳ね上げる土と芝の量が明らかに多い。それだけ内の馬場が緩かった証でしょう。さらに2頭分外を走るピンクセイラー(3着)はもっと良い馬場だったはず。この通った位置の差が2〜4着を分けたと考えています。克駿騎手はおそらく外に出したかったと思いますが、佐々D騎手の馬に外から蓋をされたことで最内勝負を選択したと思われます。「上手く脚がたまったと思ったんですけどね…」の克駿騎手のコメントと併せて、十分戦える力がついてきたことがわかります。一歩づつ勝利への階段を昇っていることは明らか。

触れておきたいのが勝ち馬の鞍上、丹内騎手。「またぜひ乗りたい」と言ってくれていましたが、先約があったのか、勝つ自信があったのか、乗ったのは勝ち馬となるクールムーア。先手を取り切っての完勝だけに、丹内騎手の選択&騎乗はお見事。悔しいですが、丹内騎手に拍手を送りたいと思います。

優先出走権を確保しましたが、函館ですでに3戦。無理せず秋に備えるのがセオリーかと思いますが、利弘先生はどう判断するのか、要注目です。一歩づつ勝利への階段を昇っていることは明らか。このまま順調に次走を迎え、次こそ先頭で駆け抜けたいですね!

最後にPSPS-KIZUNAさんの写真をご紹介。ハートホイップの3戦すべてを含め、たくさんのノルマン函館組を素晴らしい写真に収めてくださったPSPS-KIZUNAさん。函館騎手リーディングは佐々D騎手ですが、リーディングフォトグラファー部門があれば、受賞間違いなしです。プロ顔負けの写真の数々、心より感謝しております!

photo by PSPS-KIZUNAさん