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ハートホイップ第15戦を振り返る(6/25 1勝クラス6着@函館芝1200)

中央初勝利に手が届きかけた大激走から1週間。今後の番組編成等を考慮し、連闘を選択してきました。今回もJRA公式ライブ配信での感想です。

パドックは配信なしでしたが馬体重はプラス2kg。レース後もしっかり食べられているようで一安心。パドックから返し馬にかけては、同じく連闘で函館へ駆けつけてくださったPSPS-KIZUNAさんによるとかなり気合が入っていた前走と比べると落ち着いていたとのこと。他の方がTwitterであげられていた写真でも丹内騎手と助手さんがにこやかに歩を進めている場面があり、不安のない状態だったことがうかがえます。

4枠4番と絶好枠をひいたハートホイップ。スムーズなゲート入りからスタート。五分の発馬を決め、無理することなく前へと進んでいきました。が、積極的にポジションを取りたい馬たちが内からも外からも殺到。出入りの激しい展開の中、4番手で進んでいきます。折り合いよく、流れに乗った走りをみせ、前走同様、内目を回り、4コーナーから直線へ。

逃げ切りに向けて先頭を走る勝ち馬シロンの後ろから、なんとか脚を伸ばそうと丹内騎手はムチを振るいますが、前走ほどの伸びは見られず。懸命に3着確保を目指しますが、外から3頭の追撃にあい、かわされたところがゴール。奮闘及ばず、6着でレースを終えました。

前走の嬉しい6着から今回は悔しい6着、が正直なところ。ただ、連闘でも状態面は悪くなく、前走よりも落ち着いたレース前を過ごすことができたのは、またひとつ収穫だったといえそうです。

自身の走破タイムに焦点をあてると、前走が1200mで前半3F34.2ー後半3F36.1。今回が前半34.1-後半35.7。前走の進路が詰まる不利を差し引くとハートホイップ自身はほぼ同じだけ走ったことがわかります。先行争いは激化したものの前3頭は上位にいますので、少し力及ばずだったといえそうです。

とはいえ、1勝クラスの個人的印象ですが、勢いのある3歳馬や長期休養明けの実力馬を除けば、出走馬中5頭〜10頭ぐらい誰が勝っても不思議はない実力伯仲&どんぐりの背比べが常。この2走でハートホイップも十分この中に入ることができたと思います。

レース後コメントで利弘先生は函館滞在継続を明言。優先出走権がない状態ですが、得意の函館でもうワンチャンス狙い、非常に好感が持てます。3週後の函館開催最終週に1勝クラス芝1200が2鞍組まれており、なんとかここに滑りこむことを想定しているのではないかと見ています。

最後にハートホイップのために万難排して、連闘で函館へ遠征していただいたPSPS-KIZUNAさんの写真を。頑張りが伝わる姿とかわいいオフショットを届けていただきました。唯一無二の素晴らしい写真、本当にありがとうございます!

photo by PSPS-KIZUNAさん