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3年越しの夢を現実に・・・いざ得意の函館戦。

2021年7月10日函館デビュー、0.0秒差4着。

photo by PSPS-KIZUNAさん

3年弱の時を経て、ハートホイップは再び函館の地へ。待望の中央初勝利をめざす戦いに挑みます!

前走は骨折明け初戦、9ヶ月ぶりのレース。見た目にも太めが残り、良化途上といえる状況でしたが、五分のスタートからスピードに乗り、先行。内有利の馬場状態の中、終始外を回る展開となりながらも懸命に走りきっての0.4秒差6着。誰もが「まだまだ戦える!」と確信を持ったレースとなりました。

その後、連戦も可能な状況でしたが利弘先生は函館に照準を合わせて順調に調整。今節、芝1200が3鞍組まれる中、ノルマン僚馬たちとの使い分けもありつつ、日曜の最終12R牝馬限定戦をチョイスとなりました。そこにはデビュー戦で同じレースを走ったディージェーサンの名前が。4年ぶりの再戦にも気持ちが高ぶります。

今回コンビを組むのは昨年以来となる丹内騎手。正直言えば鮫島騎手の継続騎乗を願っていましたが、残念ながら14番ポエットリーへ。しかし、丹内騎手とて見劣ることのない2024年リーディング11位の35勝。デビュー以来最高成績を残すペースで勝ち星を積み上げています。それを証明するかのように、今週は土日24レースすべてに騎乗する皆勤賞。「函館の鬼」、「函館のルメール」に全てを託したいと思います。

相手関係をみると、まず古馬勢は前走で馬券圏内に入った馬はゼロ。一番人気を背負うであろう武豊騎手騎乗のタガノミアが安定した走りを見せている程度といえます。一方、3歳勢は1戦1勝休み明けの13番ウィルダネス、同級2着と重賞出走経験のある14番ポエットリーが有力でしょうか。我らがハートホイップの実績を比べても決して見劣ることはなく、得意の函館と好調を加味すれば上位評価も十分ありえる組み合わせだと見ています。

展開的にはやはり好スタートから番手につけて、早め抜け出しをはかりたいところ。ライバルを見ると、有力馬に逃げ実績のある馬も多く、激しい争いとなりそうな予感。特に最内1番は4kg減小林美駒騎手が勢いつけてハナを奪いにきそうなので、5番ハートホイップとしては外の先行馬たちに被されることなく、内の好位を取り切れるかが勝利への鍵となるでしょう。

実績、体調、相手、悲願の中央初勝利を狙える舞台は整いました。あとはいつもどおりハートホイップが自分自身の走りをしてくれること、丹内騎手が引き出してくれること、そして我ら愛する仲間たちが全力で後押しするのみです。現地応援は叶いませんでしたが、駆けつけてくださっている現地組のみなさんと心はひとつ。目指すはノルマンブルーに染まるウイナーズサークルへ。がんばれ、ハートホイップ!