【第四回】白和流イラスト制作備忘録
執筆日 2024/8/9
〇はじめに
今回は第四回です。前回はこちら。
本記事を見る前に、前段記事をぜひご覧ください。(定期)
時系列に沿ってノウハウをかいていきますので現在は使っていない技術や、もっと効率がいい方法を編み出しているものもあります。
あと私の独断と偏見で語ることが多いです。専門家から見たら間違えてる!ってことがあるかもしれないです…。ご了承ください。
今回は2022年~2024年8月頃までのことについてまとめます。
気になることとかあればぜひお気軽にコメントください!
正直前回でノウハウ出し尽くしたところありますし、2023年からはもうXやpixivで活動しているので、別に振り返ることもほぼないと思うので今回は全部無料記事にします。
◇宣伝
第四回まで記事を描いててなんですが、宣伝くらい書いとけばよかったですね。Skebとかお仕事募集してます。
https://skeb.jp/@shiraae_quartet
◇本記事で使うソフトウェア環境
ペイントソフト:CLIP STUDIO PAINT PRO
(たまにSAI2がでてくるかも)
◇今回の概要と要約
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〇本編
◇2023年機材刷新
この年これまで使っていた機材を刷新しました。
機材投資の年ですね。お金が飛んでくこと飛んでくこと…。
・ペンタブを刷新
[wacom Intuos Pro M] から[wacom cintiq pro 24]へ刷新しました。
板タブから液タブへ。ですね。
液タブってやっぱり憧れがあるじゃないですか。でもくっそ高いんですよね。学生だとそうそう買えないと思います。中華メーカーなど海外のメーカーだとかなり安いものもあるんですが、私はwacom信者なので…。
設置するアームとかも合わせたら、相当な額…飛びました。まぁ仕事辞めてイラストレーター目指そうかなと息巻いていた時期なんで決意表明の意味も半分あったんですよね。
描き心地というか使い心地についてですが最高ですね。
余談ですが、上の画像でやってる手袋、買ってみたはいいもののなんかなれなくて結局1回使っただけで使わなくなっちゃいました☆
板タブ使ってた頃って、なんか中心部分くらいでしか書かなかったんですよ。手を動かすんじゃなくて、「画面中心部分に作業エリアを持ってくる」イメージです。それが液タブだと直接描けるんでね、全体使って描けるんですよ。(私だけかもしれないですけど)
個人的にそこがなんか、なんかうれしかったところですね。
板タブで十分デジタルイラストは描けると思いますが、
液タブで描くと板タブには戻れないかもしれないです。
私液タブで描いてからしばらくして数ヶ月の出張があったんで
ノートPCと板タブ持って出張先へ行ったんですけど、
びっっっっっっっっくりするくらい描けなくて詰みました。
結果車で液タブ運びましたねw
※余談
液タブに変えてからペンの摩耗が激しくて、2日で一本芯がなくなるレベルだったのでなんかいいものないかとネットの海を漁ると、非公式ですが、ステンレス芯というものを作られている方がいました。
これペンタブの芯が減らなくなります。最強です。
・ペイントソフトを刷新
[SAI2]から[CLIP STUDIO PAINT PRO]へ刷新しました。
さすがに、世の中がクリスタすぎて…自分も買いました。
まぁ基本的な部分は変わりないですし、動作が重たいくらいで、特に何があるというほどではないです。
・PCのグラボを刷新(半分趣味の話)
[GTX 1050 ti]から[RTX 4070 ti]へグラフィックボードを刷新しました。
半分どころか全部趣味の話です。
趣味で自作PCを作っていて、さすがにもうグラボが心もとないと思ってきたので思い切ってハイエンドを買いました。
ただ、そうすると他のパーツが足引っ張ている状態なので、4070ti君の真価が発揮されることはないんですけどね…。
来年お金があればPCを刷新したいと思ってて、その時はそこそこハイエンドのやつ作りたいですね。気が向けばnoteに書くかもしれないですね。
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◇今のざっくり制作手順
2024年まで来たので、令和最新版今の制作手順を使っているペンツールと共にざっくりと紹介します。
工程紹介なので、具体的な描き方とかは特に書かないです。文字では伝えづらいので。
①アタリをとる
描きたい構図のアタリをとります。
下描きには基本的にGペンを使って描きます。
上手くイメージが固まらないときはもっと抽象的なところから始めます。
②辺りをベースに第一の下描きを描く
描いたアタリからイメージをより具体的にするために顔と身体を描きます。
身体は一回裸を描くことが多いです。一回裸を描いて、その上に服を着せます。そのほうが服のシワとかが自然に描きやすいです。
顔はこの時点で結構描き込みます。やっぱり顔って作品のイメージに直結するので完成のイメージをつかむためにも描きます。
③第一の下描きをベースに第二の下描きを描く
ここから服とか手足など後回しにしていた部分をより具体的に描いていきます。人によりけりと思いますが、私は「線画は下描きをなぞるだけ」のレベルまで下描きを仕上げるので、必要に応じて、第二の下描きをベースに第三の下描きを描くこともあります。
制作スピード上げたいので、この工程は減らしていきたいと思ってますけど。
④下描きをベースに線画を描く
第三回でまとめた線画を描くコツを意識しながら線画を描きます。
使用ツールはリアルGペンです。
⑤目を描く
詳しい描き方は2024年の振り返りで、現在の描き方をちょっとだけ詳しく描きます。
⑥色を塗る
第三回で紹介したレイヤー構成で基本的には色を塗っていきます。
主にエアブラシと濃い水彩筆で塗っています。これが9割です。
あとは適当に使ったことないやつとか気まぐれで使ったりはしてます。
⑦その他背景を描く
背景は下手くそなので全然解説もなにもできないです。
雰囲気200000%で描いてます。
こんな感じです。
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◇今練習中、研究中なこと
ここには将来的に身に着けたいな~って思うことを少し書きます。
基礎的な画力向上とかはもう常にある目標なんで、部分的に発生していることを書きます。といっても直近は一個だけなんですけど。
①肌色に緑を置けるようになりたい
過去の記事でもちらっと書いたかもしれないですが、肌色に緑色を置けるようになることが直近の目標です。
なんか、私が魅力的に感じる肌の塗って緑色が置かれているんですよ。
血管が緑だから意外と普通に処理できちゃうんですかね脳内で。
現時点で気づいたのは、「緑色」とは言っていますが、本当に緑色ってわけじゃなく、「相対的に」緑色であればいいということです。
上画像で囲った赤枠のところ、うっすら緑がかったように見えると思うのですが、スポイトで拾ってみると薄いオレンジ色なんですよね。
錯覚で緑のように見えるんだと思います。
こういう感性を伸ばしていきたいのが直近の目標ですかね。
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◇2022年を振り返る
では早速当時の絵を。の前に。
このあたりからおそらく広いネットの海を探すと私の前世のX(twitter)アカウントがヒットすると思います。
そっとしてあげといてください。消す予定だったんですけど、ちょっと身内とDMでのやり取り用にまだ残しているだけですので、イラストアカとしての運用はしてないです。
社会人2年目で絶賛お仕事イヤイヤ期に入っていました。
といっても別に会社がブラック企業だとか、上司がパワハラしてくるとか、そういうことは全然なくて、客観的に見てもいい会社に就けたと思っています。ただ、どうしても知識と頭脳が必要になる職種ですので、仕事が終わって家帰ると抜け殻のように何もしない。何も考えずオーバーウォッチ2だけを少しだけプレイする日々。になっていました。
絵を描く時間が確保できない。絵が描けない。
という事実がなによりストレスできつかったです。
そしてこの年でミリオンライブからも第一線から退こうと思いました。
コンテンツを追うことがこんなにもできなくなるのかと結構ショックな年でした。
まぁ社会人2年目で勉強することも多かったので余計にですね。3年目は少し余裕が出てきます。
2022年8月以降絵をしばらく描かなくなります。
絵という趣味を辞められるかを自分の中で試していました。
辞められたなら一つ悩みの種が消えてラッキーくらいで。
まぁやめられてないから今も描いてるんですけど。
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◇2023年を振り返る
結果絵を描くことをやめられなかったので、
X(Twitter)とPixivを作り直して1からのスタートを切ろうと決心しました。
当時はもう会社も辞めてイラストレーターやる!って息巻いてましたね。
そのための設備投資の年でしたし。
まぁ今は副業として兼業でやれたらいいなくらいで思ってます。
当時はやめる気満々なので無敵の人になってました。バリッバリ仕事もして絵も描いてってことができてました。
といっても2022年後半から半年くらい描かなかったもんで、急に1枚絵は完成させられなかったので最初の方は落書き程度に描いて、リハビリしてました。
・ブルアカとの邂逅
この頃にブルーアーカイブを始めます。
もともとネットミーム的に見かけてたりしてたんで存在自体は知っていました。絵が上手くて衝撃でしたね。シンプルな作画と見せかけてちゃんと陰影が入るところには入ってる。あれくらい上手くなりてぇ~。
話は変わりますが、私白髪キャラが好きなんですね。
あと、しっかり者の年下キャラが好きなんですね。
そして、この頃ぼっちざろっくの影響で虹夏ちゃんの声優さんの鈴代紗弓さんにすごいハマってたんですね。
ここから導き出される答えとは、そうですね。生塩ノアにハマるしかないってところですね。
つい最近ASMRが発売されてて天地ひっくり返りました。
この頃はとにかく液タブとクリスタになれることを意識して描いていました。線画はクリスタの「ペン」ツールの「リアルGペン」ツールを使ってます。
あと私は筆圧が強いほうだと思っているので、
筆圧の強さと出力の関係を指数関数的(言葉あってる?)なグラフにしています。これにより、「ある程度の強さまではそこまで線の太さは変わらないがある一点の強さを越えた段階でぐっと線が太くなる」
という動きのペンになります。
これで線を太くしたい部分だけぐっと力を入れて描くようにすればそれ以外のシーンで大きいペンサイズでも細い線が描けます。
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◇2024年前期を振り返る
ニート最強!!!!!
描きまくってます。
すごい自分でも成長を実感できているんで、2024年終わるころには気づいたこととかまとめられたらいいですね。
※以下8月30日追記
私描くスピードが遅くて一週間に1~2枚しか上げられないペースでした。
ちょっと早く描く方法を模索する必要があると思ったので、
早く描く練習中です。
具体的には塗を減らして線画で塗る事で作業時間を減らす試みをしています。
こんな感じに。これだと6時間程度で描けるので理論上一日一枚描けますね。までも集中力がそんな続かないので、
月水金をこれまで通りカラー制作。火木をこの軽量版で制作して
一週間に3枚は仕上げるようにノルマにしていこうと思ってます。
頑張ります。
懸念があるとすれば肘が痛いです。
液タブに描くスタイルなのですごい肘に負担がかかってるんだと思います。
養生します。
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〇おわりに
以上2024年前期までの振り返りでした。
備忘録としては以上になります。
あとは今後不定期にノウハウについてまとめられたらいいなと思います。
特定部位に注目した描き方とかの記事でもいいかもしれないですね。
そういうリクエストがあればコメントください。検討します。
雑記
今年中に一人暮らし始める予定なのでそうなったら
オーバーウォッチ2の配信とかすこしやりたいですね。
作業配信はあまりしないと思います。
私絵を描くとき独特のルーティンがあって、
私じっと座って黙々と描くことがあまりできないんですよね。
それが作業配信とあまりにも相性が悪すぎるので…作業配信はできないかなぁw
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