見出し画像

研究者日記 Day29

この前の火曜日、オンライン配信トークしました。

Youtubeのライブはひさしぶり。けっこうグダグダだったかも。


内容は、神戸大学とおこなっている「海洋文化遺産プロジェクト」
市民参加型の水中・海洋文化遺産の探求。大人の自由研究です。現在、このプロジェクトの参加者を募集しており、その呼びかけです。

どうしたら多くの人を水中・海洋考古学に興味を持ってもらうか、どうしたら関わってもらえるのか、そんなことを話しました。ゲスト4名。水中ドローン会社経営者、ダイビング産業の方、水中写真家、そして、考古学者の私。なかなか無駄な話も多かったかもしれませんが、まあ、見てやってください。

さて、現在、瀬戸内海を中心に…一緒にプロジェクトにかかわってくれる人を60人探しています。なかなか壮大な計画ですね。

ところで、
海洋文化遺産ってなんだ? 

実は、今、それを考えてます。

海事文化遺産は、うみと人の関係を示す遺産
水中文化遺産は、水中に存在する遺産

港跡、水路、海を介して交易された品々、船(陸にあがったもの)海にまつわる神社、漁労の痕跡、

水中文化遺産であって海事文化遺産でないもの…
海事文化遺産であって水中文化遺産でないもの…

海洋文化遺産って、もっと広い。うみと関係があるすべての文化遺産。

水没遺跡、昔海にあった遺跡、昔は海と全く関係ないけど今は海と関係のある遺産。水中に存在しないけど海と関わりのある遺産、無形文化遺産も含む。漁労、無形文化遺産ー歌や踊りも含む。海にかかわりのある伝承なども。津波対策の防波堤なども、ここに入る。

そうそう、水中遺跡もね陸にあったりします。昔海だった場所とか。または、遺跡の範囲って海と陸に連なって存在することもある。遺跡の一部分が水中遺跡で残りが陸上遺跡?もともと一つの遺跡だから本当は分けられない。海面上昇により将来は水中遺跡になるかもしれないし。


まあ、我々が将来に継承したいと考える、うみ(水域ー海・湖・河川など)と過去・現在・未来を問わず何ら頭の関係を持つモノ(有形・無形)。


さて、次に書く日記は、もっとまともにします。今日は、疲れが溜まっている感じがします。火曜の夜はオンライン、水曜は大学で授業、そして、今日は…暑かったな。なんかだるかった。4月なのに30°近くあったらしい。テキサスかよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?