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「あ、猫ちゃんの、口内炎は一生治らないですよ」

初めまして。自称「犬猫健康オタク」のコバカナです。

インスタなどでも、我が家の動物たちの食事内容を投稿しているのですが、私自身知識が結構溜まってきたので、今回noteに記録していこうと思いました。どうぞよろしくお願いいたします。猫ちゃんの口内炎や治らないかもと言われた病気を言い渡された飼い主様にとって、少しでも参考になれば幸いです。

まずは簡単に自己紹介と、オタクになるきっかけをくれた我が家の長男、茶々丸の話を書きます。

自己紹介


我が家は、兄妹の猫2匹とワンコの5動物家族。
そして、四本足の彼らの主食は生肉。
ただ、昔から生肉を食べていた訳でもないし、最初から健康意識が高かった訳でもない。

今のように知識のない頃は「缶詰=悪。獣医師が歯石がたまらないというカリカリ=正義」と考え、とにかく質の良さそうなカリカリを与えていた。

茶々丸の話

そんなある日、
我が家の長男である「茶々丸(猫)」の様子が一変。

大好きなご飯をなぜか残すように。しかも、お腹は空いている様子。

観察を続けてみると、どうやらうまくドライフードを噛めていない。猫の表情筋は人間や犬に比べて少ないので、表情が分からないと言われているが、全身から「痛いよ、食べたいよ、辛いよ」といった感情が伝わるほどつらそうに振る舞う茶々丸。
ーすぐに獣医へ。

そこで判明した病名。

獣医「あーこれは、口内炎ですねー」
私「(口内炎かー!そっかよかった)じゃあビタミンとかで治りますよね?」(チョコラBB感覚)
獣医「あ、猫ちゃんの、口内炎は一生治らないですよ」

え・・・!?
軽く言ったけど、どういうこと・・・。

やけに軽い獣医師のせいで、衝撃的な内容がうまく頭に入ってこず、頭がぐるぐるして、軽く眩暈がしたのは今でも覚えている。
我が家は、犬も猫も人間もみんな食べるのが大好き。
そんな毎日の中でのハイライトであるご飯タイムが、拷問になってしまうのでは・・・と一気に不安が襲ってきた。

獣医師からは、その日、痛み止めや軽減する薬?を一旦処方はされたものの、症状は緩和しないままだった。

よって一旦、カリカリを辞め
ウェットフードの中でも、とにかく固形物のないものへ変更。
そして、そのゆるゆるなウェットフードを擦りこぎを使って、水とまぜほぼ液体状態にして与えた。

ご飯の回数も、2回から、7回へ増やすことでなんとか目安の7割まで食せるように。

ちょうど引っ越しもあり、セカンドオピニオン、サードオピニオンと獣医師を回ったが、意見は同じだった。
日によって、痛みが緩和した日もあったが、再発からは逃れられないらしく、どうやら、抜歯するしか根本治療はないようだ。

そして、いつの日からか、獣医師に頼るのをやめ、私は検索の鬼になった。
本当に、治療法はないのか。
大した能力ではないが、デスクリサーチは割と得意だった。
まずは日本語で探し始めたが、早々に行き詰まった。

そんな時、ずっと前にネットフリックスで観たペットフード業界の闇を扱った米国のドキュメンタリーを思い出した。

©Pet Fooled 

もしかしたら食べ物にヒントがあるかもしれない。そこで、検索言語も英語に切り替えて、調べていく。

すると、すぐ「RAW FOOD DIET」(生食)にたどり着く。

え?生肉?本当に?
と最初は不安だった。

ただ、生食文化が定着している日本人だからか原理を理解した後はすんなりと受け入れることができた。

そうして、我が家の生食生活が始まった。

(続く)

次回

茶々丸の実際の切り替えプロセスをこの後書く予定です。
よろしくお願いいたします。




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