なんで子供はダメなの?⭐7/28追記あり
子供が 「休みたい」 って言うたびに、
いつも困惑してしまいました。
どうすれば正解か分からなくなるからです(情けないことに)。
” 体調が悪いから(発熱など) ” の時は大丈夫でした。
病院へ連れて行って、家でゆっくり過ごせばいいからです。
” 嫌な事があったから ” の時も大丈夫です。
話を聞いて & 気持ちを受け止めて
& 一緒に解決策を探せばいいからです。
「こう考えるのもありじゃない?」とアドバイスしたり、
相手の立場になって考えてみたり、
嫌な気持ちの切り替え方法を探してみたり、
具体的に解決に向けて動くことができます。
でも。
” なんか行きたくないから ”
” なんとなくだるいから ”
という理由だったらどうします?
息子君が10歳位までの私は鬼だったので、
「はいはい、分かった分かった。
気のせい、気のせい。
ズルしないで行っておいで。
家から応援してるからね。」
とほざいて、えいやっと行かせていました。
だけど。
息子が10歳を超える頃、
「 家でゆっくりする為に休んでもいいんじゃないかな 」
と思うようになってきました。
勉強が人より遅れるし(←ひどい親)、
昼ご飯の準備が面倒だし(←ひどい親)、
いつものように学校に行かせたいとは思うものの、
「 親の都合(や想い)が最優先になってて
ぜんぜん子供の為じゃないよなぁ、、、。 」
と、後ろめたく感じてきました。
私が仕事で見てきたいろんな大人達の中に、
”同期飲み→キャバクラコース” の翌日に休む人居たし(二日酔い)、
” 支度してたら急に行きたくなくなった ” で休む人居たし、
” ハリーポッターの公開初日だから ” で休む人居たし、
連絡なしで連日休んだ(後に退職届なしで辞めた)人も居ました。
大人だって、いろいろな理由(事情)で休んでいました。
※ 有給/無給、良い/悪いではなく、いろいろな理由があったという例です
なのに、
どうして子供が 「 何となく休みたい 」 と言ったら
「 それはダメ! 」 ってなる親が多いんだろう?
” 勉強・部活を一日休む” ってそんなに大きなダメージなのかな?
たった一日の休みで影響を受ける将来ってどんなのだろう?
と、不思議な気持ちになりました。
(小さい声で→ 一日も休めないって社畜みたいじゃ・・・?)
子供にだって&大人にだって、
” 理由はハッキリ分からないけど、しんどい日 ”
があります。
しんどい理由は後になって分かってくるものだったりもします。
無理して頑張らなくてもいいんじゃないかなぁ。
考えが甘すぎるかなぁ、、、。
「辛そうな演技に騙されるな」と考える方もいるでしょう。
確かに演技かもしれません。
例え演技だったとしても、行きたくないのは本当の気持です。
演技してまで休みたい事情(理由)を聞きたいです。
「怠け癖がつく」、
「ズルズルと不登校になってしまうかもしれない」、
と考える方もいるでしょう。
確かにそうかもしれません。
でも誰だって怠けたい日がありますし、
一度休むと心地よくてズルズルと甘えが出ることもあります。
だけど、そうしたくなる事情(理由)があるのかもしれません。
本人ですら気付かない内に、心がダメージ受けてる可能性もあります。
親に言えないだけで、苛めにあってる可能性だってあります。
寄り添って話をきいてみるのはどうでしょう?
「テストだからズルで行きたくないと言ってるだけだ」
と考える方もいるでしょう。
確かにそういう日もあります。
(私は徒競走で緊張しちゃうから運動会に行きたくなかったです)
ズルかどうか判断する為にも
本人の事情(理由)を穏やかに聞きましょう。
授業が理解できない、
悪い点を取るのが怖い、
あの緊張した空間が苦手だ、、、
いろいろな事情(理由)が出てくるかもしれません。
話を聞ければ、どうしたらよいか一緒に考えることもできます。
” 許してくれないかも ” 、
” ズルだって怒られるかも ” 、
” 我儘だと思われるかも ” 、、、等
いろいろ心配しながらも勇気を出して
「休みたい」 と訴え出た子供に対して
ダメだとシャットアウトするのではなく、
その気持ちに寄り添って話を聞くことが
大事なんじゃないかなと思います。
長い人生のたった一日だと思って休ませるか、
一日ですら休むのは惜しいと将来の為に行かせるか、
心は揺れますが、
辛そうな子供には無理させたくないなぁ。
と、ここまで偉そうなこと書いてますが、
息子の
「行くのが面倒だから英会話教室行きたくない」には
「面倒なのは行く直前だけで、
終わった後は”今日も面白かった~”っていつも笑顔で言ってるよ」
と言い返している私です。
取り留めのない話を最後まで読んで下さってありがとうございました。
可愛いイラストはお借りしました。ありがとうございました☆
2021/07/28 追記
薬膳のことを教えて下さる、優しいNorikoさんが
このnoteをきっかけに素敵な記事を書いて下さいました。
読んでいて、素敵な親子関係にうるっときました。
Norikoさん、ありがとうございました!!
子どもの辛いやちょっとした異変に気付いて
寄り添える自分でありたいと心から思います。
優しいお気持はありがたく、ちゃっかり頂く方針にしました💖