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新アルバム『前を向いて』を制作した理由

こんにちは。
新潟県新潟市生まれ、紅茶派の右利き。
ぼくはシオヤタクトといいます🙇

大学生4年生の冬に静岡で弾き語り活動を開始し、弾き語り活動自体は今年で7年目になります🍃

そしてこの度、11曲入りのフルアルバム『前を向いて』を2023年11月8日に配信リリース、同年11月23日にCDをライブ会場にて発売開始しました。(ぱちぱち)

『前を向いて』

ジャケットは沖縄のシェアハウスに住んでいたときのハウスメイト「さやぴす」に撮ってもらった写真を使わさせてもらいました。

さやぴす、よい写真をありがとね。さんくす。

4月頃の沖縄県中部の読谷村(「よみたんそん」って読むの。読めないよね)の海だったと思うけど、まさかこのときは夏前に埼玉に帰って必死こいて音源をつくって、そのジャケットにこの写真を使うなんて思ってなかったな、、うんうん。

ちなみに写ってる人物は、ぼく本人です😎

ちなみにジャケット用に色味を加工していないオリジナルの沖縄の海はこっち。なんだかこっちの方がきれいだね

このままオリオンビール片手🍺に沖縄話で盛り上がりたいところではありますが、話をアルバムの話にもどします。

なぜ今回のアルバムを作ったのか

まずはなぜ、今回のアルバムを作ったのかについてお話させてください。

理由は次の2つです。

1.自分の名刺代わりになる音源がほしかったため
2.ワンマンライブのプロモーションのため

1つ目は自分の名刺代わりになる音源を作るためです。

ぼくは2022年の10月から2023年の6月まで音楽活動を休止していました☕

(なぜ活動休止していたのか、なぜ活動を再開したのかについては、また後日記事で詳しく書きますね)

紆余曲折を経て、今年の夏から本格的に音楽活動を再始動するに際し、まずは自分が表現している音楽を聴いてもらうための「名刺」が必要だ、と考えたわけであります。(総理大臣みたいな口調で)

ミュージシャンの名刺は名前やら連絡先が書かれている紙切れなのか?、否、自身が作った作品です。(どーん)

初めて出会った人に「この人はこういう音楽をつくって表現する人なんだな。」と理解してもらうために必要な音源がほしい!と思ったことが、11曲入りのフルアルバムを作った1つ目の理由です。

2つ目の理由はずばり「ワンマンライブのプロモーション」のためです。

「プロモーション」と聞くとなんだかビジネスぽくて嫌ですが、この言葉を今回のぼくのケースに当てはめて分解すると、

音源を聴いて「よい」と思ってもらって、できるだけ多くの人に12月開催のワンマンライブにきてもらいたい!!!
そしてワンマンライブに来ていただく方には当日120%楽しんでもらうために、事前に曲を知っておいてもらいたい!!!

ということです。

端的にわかりやすくするため、見出しにはプロモーションと書きましたが、要はワンマン前にぼくの表現している音楽をより多くの人に知ってもらいたい、そしてワンマンライブをより楽しめるように、来ていただく方には多くの曲を事前に知っておいてもらいたいことが2つ目の理由です。

やっばり表現している音楽を知らないミュージシャンのライブには当然行きたいと思わないし、曲をたくさん知っている方がライブを楽しめるよね。

以上、上記2つの理由が今回のフルアルバムを作ろうと思ったきっかけです。

アルバムに入れた曲について

今回のアルバムの収録曲は次の通りです。

1.宇宙
2.君のことが好きだ
3.レイニーブルーの合言葉
4.おぼろ電球
5.ただいま、おかえり
6.初めて話した日
7.哀しくて楽しいね
8.アロマキャンドル
9.今日この頃
10.漂流
11.ポツリ、ギターでも弾きながら

『前を向いて』収録曲

「宇宙」「おぼろ電球」「今日この頃」は、一度弾き語り音源で出したことがある曲をリメイクして収録しています。

弾き語り音源を聴いたことがある方は「この曲はこんな感じのアレンジになったのかぁ」って思った方もいるかもしれませんね🙇

ぼく的にはこの3曲はリメイクしてめっちゃめちゃパワーアップしたと思います。もちろん、弾き語りVersionの良さもあるんだけどね。

アルバムにはぼくの表現する音楽の「ポップ」「キャッチー」「フォーク」「ロック」「ポエトリー」など、さまざまな表現を受け取ってもらえるように味わいが異なる楽曲をわざとチョイスしました。

ざっくり分別するとアルバム前半には初めての方にもすーっと聴いてもらえるような聴きやすい曲、後半には悩みや葛藤など、少しパーソナルな部分に踏み込んで向き合った曲を入れています。

全体のアレンジ的には聴きやすくしつつも、一つ一つの曲には骨太のストーリーとメッセージを込めたので、長く聴いてもらえるとうれしいなぁと思います。

制作期間とこだわり

今回のフルアルバムは今年の7月から制作を開始し、11月に完了しました。

そのため、制作期間は約4ヶ月です。

この4ヶ月、ぼくはほぼこのアルバムのことだけを考えて生きていたと言っても過言じゃありません。

多分この4ヶ月で自分の曲を軽く551回くらい聴いたと思います。(冬だし、551の肉まん食べたいね)

ある1日では曲のBPMを65にするか67にするかを、朝から寝るまで悩むだけでその日が終わったり。

ある1日では曲の主人公の気持ちを考えるだけでその日が終わったり。(曲の主人公の心情次第でアレンジも変わるのよね)

売れてない自分の曲のアレンジについてなんて誰にも相談できず、1人でうんうんと悩む4ヶ月でした。

聴き込めば聴き込むほど曲を客観的に捉えられなくなり、果たしてこのアルバムはきちんと完成するのか。と毎日うじうじと悩む日々。

妥協したら死ぬまで後悔する!

と、思い「今回はこれでいっかぁ」と心が折れそうになった瞬間でも「いや、いかん。」と納得いくまで手直ししました。

最後はアレンジャーさんに「シオヤさんにノイズを修正してほしいと言われた箇所なんですが、何回聴いてもノイズが確認できなくて、、」と言われました。

最後の方は曲を聴きすぎてノイズの幻聴が聴こえていたのかもしれません。あら、怖いんだからもう。

「宇宙」や「漂流」なんて1回ボーカル録り終わってミックスも済んでいるのに、「やっぱりボーカルに納得がいかないので、もう1回歌わせてください!」と言って、もう1回レコーディングしに行きました。(アレンジャーさんからすると、もはやただの嫌がらせです)

なので、今回の音源について後悔はありません。

もちろん、曲のクオリティはこれからまだまだ上げていくつもりです。

ただ、未熟ながらも今のぼくの100点を詰め込んだつもりです。

なので、できるだけ多くの人に聴いてもらいたいのです。

まとめ

今回のフルアルバムは「ぼくの表現している音楽を知ってもらうため」「12月開催のワンマンライブにできるだけ多くの方に楽しんでもらうため」に制作しました。

そして、アルバム制作に関してのきっかけ、経緯、完成までの気持ちを書かせていただきました。

今までは自分がしている努力、そして悩んでいる弱さなんて、誰にも見せたくなかったんです。

ただ、最近は自分の気持ちを素直に発信してみようと思い始めました。

この気持ちがいつまで続くかは、ぼくにはわかりません。

ただ、かっこ悪くても応援してくれる人には自分の弱い部分も正直に伝えてみようと思ったのです。

アルバム制作中に心が折れそうになったときには、「宇宙好きだよ」とか「アルバム楽しみにしてるよ」と言ってくれた人の顔が頭に浮かびました。

こんな売れてないぼくに、おべんちゃらを言っても一銭の得にもなりません。

そんな人をがっかりさせるような作品だけにはしてはいけない。と自分を奮い立たせたのてす。

どうか、多くの人に聴いてもらえるとうれしいです。

そして11曲中の1曲でも、あなたの人生に寄り添えたら、これほどうれしいことはありません。

新アルバム「前を向いて」配信先↓
https://linkco.re/Bp2yzRTR

CDオンライン販売↓
https://shioyatakuto.base.shop


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