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コンタクトレンズ

子どもの頃から近眼で、小学生の時は眼鏡をかけていた。
15歳くらいでコンタクトレンズに変えて、視野の広がりに驚いたことを
今でもよく覚えている。景色がよく見えることが嬉しかった。

昨年から眼の具合が悪く、医師からもコンタクトレンズの使用時間を短縮
したほうがよいと言われていたので、仕事用、自宅用といくつか眼鏡を用意して日々過ごしていたのだけれど、時々使い捨てのコンタクトレンズを使っていた。
先月から眼の不具合が増えてしまい、経過が悪ければ手術が必要かもしれないとの診断で、手持ちの使い捨てレンズがなくなったら完全に眼鏡だけの生活に戻ろうと思っていたところ、昨日でレンズを使い切った。

かなり視力が落ちているので、眼鏡店に行っても裸眼ではどのフレームが自分に合っているのか正確に判断できない。昨日は外出したついでにフレームを新たに選びに行った。裸眼でなければ当然のことながら眼鏡は作れないので、また後日店へ行かねばならない。

眼鏡を発明したひとにも、コンタクトレンズを開発したひとにも、
感謝している。年齢を重ねて見える世界がぼんやりしてゆくことは
実は悪いことばかりではないと思うのだけれど(見たくないものもあるので)危険なことも多いから見えているに越したことはない。

さよなら、コンタクトレンズ。どうもありがとう。


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