念願の連載がはじまりました!(そしてその心境)
とってもうれしいことは、「ばーん!YES!やったね!おめでと!」って突然起こるわけでは必ずしもないようだ。
ていうか、今までのことを振り返るとけっこう「気付いたら叶ってた」パターンが多い。
今回もまたじわじわと、そしてスムーズに叶ってしまった。ありがたい。(センセーショナルじゃないからこそ、自分がしっかりしなくちゃいけないってことについては後述するけど)
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ずっと、小さい頃から変わらない漠然とした目標があって。
「大切な人にとってのかけがえのないひとり」でいるのも捨てがたいけど、「おおぜいの誰かにとってのささやかなあの人」であることも同時に叶えたい。
それはつまり、陳腐なひとことで表すならば「有名になりたい」になるんだけど、ニュアンスがちょっとちがうんだよなぁ。
いつか「わたし」だから意味がある仕事をしたい。
そんな風に思いながら就活して社会に出ようと思ったら、いつのまにか小学生の頃から夢だった物書きになっていた。(物書きっていう言葉は実はあんまり好きじゃないけど、今回は「ライター」よりも「物書き」のほうが伝わりやすい気がする)
で、ゆくゆくはコラムニストやエッセイストのように自己の見解と知識で読者にとって有益なものを発信できる人になりたいっていう夢がひとつある。
で、その一歩をちょっとだけ踏み出せた気がする。
前置きは長くなったけど、このたび、学研さんの雑誌『mer(メル)』のアプリ版にて、「TOKYO和菓子さんぽ」っていう連載がスタートしたのです!
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ことの発端は、いつもお世話になってる編集部の方からアプリ用の記事を増やしたいとご相談を受け、「TOKYO和菓子さんぽ」っていう連載とかどうですか?と、軽い気持ちで提案してみたこと。
そしたら図らずも「ぜひやりましょう!」となって、その数日後に打ち合わせ→ネタだし→取材→リリースといった具合にとんとん拍子で進んでいったのだ。(しかも、そのときなんとなく決めたタイトルがそのまま採用された笑)
日本の文化がなぜだかとっても好きで、それに触れているととにかく落ち着くと同時にわりかしミーハーなところもある私にとっては、この連載はまさに「いつかやりたい」のひとつだった。
今回のことで、「いつか」って思いながらちょろちょろとでもアイデアを練っていれば、タイミングが来たときにさらっとご提案できることを実感した。
同時に、「今なんじゃないか?」というタイミングは一度逃すともう巡ってこなかったりする。勢いって大事。
「チャンスの神様は前髪しかない」っていう言葉があるけど、これは一理あると思うのです。(この言葉を聞くといつも変態っぽいおじさんの絵が浮かんでしまうんだけどね)
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で、肝心なのはこれで「夢が叶った」と思っていいのか問題。
連載とかいいつつ、第一回で終了してしまう企画なんてごまんとある。ましてや紙媒体よりも流動的なwebならなおさら。
自分が伝えたいこと、みんなも知ってると「ちょっといいかも」なことを、どう継続して、質を上げながら取り組んでいくか、むしろここからがちゃんとしないといけない段階なのかも。
センセーショナルじゃないからこそ、地に足を付けて。
さいごに
noteを読んでくれているみなさん。
ここに書くと、よし頑張らなきゃっていつも思います。
この人に「スキ」つけてもらえるなんて!ネット社会すごい!と感動することもあります。
足踏みしがちな自分のお尻をたたいてくれるような場所です。これからもがんばるので、どうぞよろしくお願いします(^_^)
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