続・おじいちゃんから謎の留守電
なんで「続」かというと、昨日時間かけて綴った内容がネットワーク不良により公開と同時に全て消えたから。そんなことは読んでる人にはどうでもいいのでこのことへの言及はここでおしまい。さて本題。
昨日、いつものように中目のスタバでパソコンに向かっていたら、知らない携帯番号から着信があった。とりあえず出ないことにする。取引先の人からの「請求書送ってください」だったらどうしよう(でも最近は大丈夫なはず)とかドキドキしながら留守電を聞いてみると
「…電話くださーい」
だれーー!名乗ってーー!
とか思いつつ、こういうことする心当たりがあるのはあの人しかいない。タイトルで既にネタバレだけど、日光に住んでいる母方のおじいちゃんである。
正直いって、ちょっと面倒だったのでまずはばっくれてみた。でも何度もかかってくるのでこれはあかんやつだと思い、3回目で出る(薄情な孫でごめんよ)
「日光の資料一式送ったから」
とのこと。
そもそもの始まりは、私がお世話になっているメディアで日光彫の取材に行かせてもらったことがきっかけだった。
ちなみに旧日光市にはお母さんの実家があって、(今は合併したので私の地元も日光市なんだけど)おじいちゃんと叔父さん夫婦がおみやげ屋さんを切り盛りしている。
小さいころから慣れ親しんできたメインストリートは、改めて見ると空き地だらけになっていてびっくりした。取材させてもらった日光彫の職人さん親子からも、日光への観光客が激減していること、現地の人びとの現状などを図らずも伺うことができた。
「世界の日光」だなんて言われていたりもするのに、こんなことになってたなんて。地元なのに知らなかった。
そんなことを家族に話したら、母経由でおじいちゃんに伝わったようで。
おじいちゃんは日光ではやり手として割と名の知れた人で、ちっちゃい頃の私にも、いつもあれこれとビジネスの話をしてくれた。親戚の中では「話がデカイ」とよく言われてもいる(笑)だけどなんだかんだ日光に会社を誘致したり、旅役者を呼んだりと、行動にも移してるからすごい。
思い返してみると、私が独立したときも
「しおりは一人で仕事してるんか!それで食っていけるんか!すごいなあ」
って一番喰いついてくれたのはおじいちゃんだった。
(しかし実際はいろんな人に迷惑をかけまくっている)
で、話を戻すと、そんなおじいちゃんから突然日光で動き出そうとしている企画やビジネスの資料が文字通り「送りつけられてきた」わけ。これからは若い人に頑張って欲しいと思うんだって。まじでこの人はすごいと思った。
御年77歳の人から、行動に移すことの大事さを教わるだなんて思いもせず。しかも身内から。この血が私にも流れているのか。ありがたや。
冷めやすい私はこの衝撃を明日には忘れてしまいそうなのでここにしたためておくことにした次第です。
なにが自分にできるのか、とか、そもそもできるできないじゃなくてそれこそ行動しなきゃとかいろいろ思うことはあるけど今回はここまで。
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