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【CAを目指す人へ】 CA(客室乗務員)になりたい人が入社までにやっておくと良いこと#2

この記事は前回の続きです。

↓前半はこちら



CAになるためにやっておくと良いこと【後半】

④飛行機に乗ること

「え?そんなこと?」と思われる方がいるかもしれません。
お住まいの地域によっては飛行機に乗る機会が多い人もいるかと思います。

そのような方は、
・飛行機の中がどのくらいの広さであるか
・気圧の影響がどのくらいか
・CAが機内でどんなことをしているか

などなんとなく想像がつくかもしれません。

それでも、CAの仕事は顧客の目の前で行っている内容はごくわずかで、見えない部分でやっている仕事のほうが多いし、入社後にそういう潜在した業務内容でつまづく可能性があることのほうが多いと思うので、入社後のミスマッチを起こさないためにもOG訪問などをしてほしいです。


乗ったことがない方はぜひ乗ってみてください。理由は以下の通りです。


・実際に働くCAの様子が見られる
・路線によってはCAにインタビューできる
・この空間(飛行機内)が職場になるという覚悟が生まれる(?)


・実際に働くCAの様子が見られる

そもそも機内でCAってどういう仕事をしているんだっけ?ということを実際に見て欲しいです。
顧客目線で見てOKです。

・離陸前に上の棚触ってるな、何してるんだろう?
・乗ってくるお客さんに笑顔で挨拶していて素敵だな。どんなことを考えながら挨拶してるんだろう?
・仕事内容で大変なことってなんだろう?

こんな感じでOKです。
CAを観察してみることで、意外とめっちゃ仕事してるじゃん!ということに気づくと思います。その気づく力が入社後本当に大切になるので感覚を養ってほしい気持ちもあります。

上述したように、CAの仕事は目に見えない(というか知ることができない)仕事のほうが圧倒的に多いです。
私も入社する前まで、「CAって機内で飲み物配って安全の確認することが主な仕事でしょ?」くらいの認識しかできていませんでした。
だから入社後ギャップに苦しむことになったんですけどね…。

それだけじゃないよ、ということが言いたいです。

これは余談ですが…
日系エアラインに限ることかもしれないけど、そもそもフライト前に確認したり勉強すること(国際線であれば行く国の情報や機内食の内容、機内サービスの流れ、特別食の予約について、などなど)がたくさんあります。

それはフライトの前日、すなわち休日に準備する必要があるのも正直驚きでした。



・路線によってはCAにインタビューできる


国内線だと東京-沖縄間など、飛行機が宙に浮いている時間が長ければ長いフライトほど、CAに話しかけた時に余裕を持った対応をしてもらえる可能性が高いです。

機内サービスが一通り終わったタイミングで話しかけてみると良いと思います。

私は在籍中に何度か「CAを目指しています!」という学生さんから声をかけていただきましたが、もともと頼られることが大好きな性格なので、時間の許す限りお話ししてました。

ただ、こればっかりはCAの性格にもよりますので、暇そうにしているタイミングで話しかけたとしても、そもそもの性格上であんまり積極的に対応してもらえない場合もあります。

人を見る力()を発揮して、この人なら大丈夫そうかも!と思うCAを狙うといいです。

そして、就活(入社試験)の話を聞きたいなら若手、キャリアアップについて聞きたいならお姉さん、などある程度的を絞りましょう。

そうでないと、「入社して7年も経ってるのに今さら就活の話なんて…」と思われてしまうかもしれません。

私が在籍していた会社のCAに限るかもしれませんが、「自分に関係ない話をする人は嫌い」「的外れなことを言う人が嫌い」みたいな人が一定数いて、そういうタイプの人に本人が答えにくい質問をしてしまうと、「この子、何考えてこんなこと質問しているんだろう?」と思われる可能性があります。

怖いですよね。本当に女社会怖いです。


⑤英語の勉強

ここまでいくつかご紹介してきましたが、個人的には英語の勉強が一番大切だと思います。

というか、英語力に自信がないなら「CAになりたい」って言わないほうが良いよ、と思っています。

大手航空会社(日系なら2社)に入る場合、訓練を経てゆくゆくは国際線を飛ぶことになりますが、英語ができない(自信がない)状態で仕事が務まると思いますか?

数年前なら「私英語ができないんだよね~」という状態でも別の部分でキラリと光るものがあれば入社できたかと思います。
私の周りにも英語が苦手で、TOEICの点数が社内規定に達していなくて肩身が狭い思いをしている人が居ました。(昇進に影響します)

コロナ禍を経て訪日外国人数が戻ってきて、今や国際線だけでなく国内線、しかも地方路線にも外国人のお客様が搭乗しています。

そして、日本は少子高齢化、人口も減っていく一方です。
航空会社は日本人だけでなく外国人の利用も増やしていかないと利益を出し続けられないんですよね。

このような業界の特性を考えると、新卒採用で同じような学歴・同じようなスキルを持っていそうな学生がいた場合に、何を決め手に採用するかというと、やっぱり英語力になると思います。(採用担当をしていたわけではないので憶測ですが)

目に見えてアピールできるのはTOEICですね。

私も数年前に大学生だったときは上記のようなことを想像して、就活が
始まる前までに納得がいくスコアまで上げて、事前に準備していました。

おわりに


ここまで長々と書き続けましたが、とにかく英語だけは頑張れ!と思っています。

就活が始まって、「もっと努力しておけばよかった」という事態にならないように、ぜひ余裕を持った事前準備をしてくださいね。


質問や聞いてみたいことがあればコメントなどでお知らせください。
個人的な相談も乗れるようになれたらと考えています。


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