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気の利いた返しはできませんが。逆佐亭裕らくさんへのお手紙

呑みの席は無礼講!そこでのアレコレをしらふで蒸し返すのは、野暮。とは思っているのですが、やっぱり愚痴・フェチ祭りはちょっと気になっちゃいますねぇ。私は仕事について書きましたが、わりとnoteについて言及している方も多かった印象。

んでもって、一つ考えさせられるのがあったから、書いちゃう。

「かっこいい!」も「ロック!」も言った覚えがあって、冷や汗かきながら読みました。師匠、ごめんなさい…。

正確なのは、師匠のnoteを読んでほしい。

なんか途中から「必要以上に、本来の能力以上に持ち上げられてないか?」「なんか妙に過大評価されてないか?」ってなってきたんですね。贅沢な悩みなんですかね。

ここからは私がこのnoteから読み取ったことなので、ちがったら訂正してほしいです。

師匠は、「逆佐亭裕らく」さんのnoteが自分の願いとはちがう受け取られ方をした上で、アカウントが一人歩きしていく感じが嫌だったのかなー。もっと、作品の本質を見て欲しかったのかな、と感じました。

私はこのnoteを読んだときに「うわー、言いづらかったろうな!笑いをとってるとはいえ、ド真正面から行ったなぁ!」って思いました。cakesの炎上ってわりと遠いから誰でも言及するけど、この炎上は近すぎて逆に誰も言ってなかった気がする。

みんな、友達は刺したくないけど、これは擁護もしきれない部分もあるなぁと冷静に見ていたんじゃないかな。私の予想ですが。

私はこの炎上の件の方とやり取りしたことはほぼないので、師匠よりは遠くから見ていたかもしれません。アカウントが大きくなると、読んでいる人は書いている人が生きている個人だという意識が希薄になって、アイコンというか、象徴みたいなものになっちゃうのは怖いなと思っていました。

「共感」って読まれるためにも、拡散にも必要だけど、みんな書いた人を見ているようで見ていない。見たいものを見て、信じたいものを信じる。そこに相手は不在。相手の人となりは関係なくて、文脈もきちんと読みとらなくて、相互のコミュニケーションもなく、自分の理想を誰かに託しているだけ。恋に恋してるときみたいに。

自分の中にある物語に近しい存在を見つけたときに、それを投影しているだけだと思うんです。

幸せなときは他人に理想を託さなくても生きていられるけれど、苦しいときは救世主が欲しくなる。でも、それは幻想に過ぎなくて、ほころびが見つかった途端に「裏切られた!」って愛が憎しみに変わる。

師匠は一人の人間として扱われるのではなく、「何らかの象徴」や「誰かの夢を託される人」になってしまうのが嫌だったのかなぁと思いました。

まあ、師匠の文章はハッピーエンドが多いし、期待に応えたくなる性格なのかもしれないし…。私も的外れな期待して、あまり心の内側を想像しなかかった一人かもしれない。

自分も書いているのに、読むときは無責任で申し訳ない。反省するところはあっても、いつもそんな真剣に読むことはできないんで、これからもそういう読み方をすると思います!

私は期待を感じると応えたくなってしまって自分を見失う傾向にあるんで、全然ためになること言えないです。最近「まさにそれ!!」ってnoteを読みました。師匠も読んだことあると思うけど、引用させてもらいます。

「人が求めるものを書き続けた先にちゃこさんがたどりつく像は『作家』ではなく『アイドル』です。結局作家でい続けるためには、自分の興味や書きたいものを書くしかなく、『生まれた作品にファンがつく』という順番を守り続けるしかないのだと思います。それが逆になったら『アイドル』です。」

ちゃこさん、急に手紙の中で引用してすみません…でも、ちゃこさんの文章以上にしっくりくる言葉を自分で言えなかったので。

師匠、ちゃこさんもこうやって悩みながら書いているんですよ。それって、救われません?noteにはもっと先を歩く先輩達がいるじゃないですか。

読む人がどう読むかは、もう、ある程度しょうがなくないですか?私も何回か「おい、そんなこと全然書いてないでしょう!ちゃんと読めやい!」ってガクッと来たことはありますが。

コントロールできるのは自分がどう発信するかだけですよね。ちゃこさんの言うところのアイドルじゃなくて作家になりたいってことだと思うんです。

自分の悩みともリンクしていたので、師匠のことと自分の問題を分けて話せていたか心配です。

私はいつも「何かおかしいな…」って風潮があるときに、真正面から「たのもーう!物申す!」って挑戦状をたたきつけるみたいなやり方しかできないのです。今回もそうなっちゃったので、きつくなってないか心配。昔から、よく「言い方!」って怒られてました。

師匠のように、笑いを交えてみんなを巻き込んでいける人が心の底からうらやましいです。そういう方が傷つかないし、笑ってるときの方が肩の力が抜けて優しくなれるじゃないですか。めっちゃ尊敬してます。

ただ、師匠はtwitterの返しも毎回笑いのスキル高くてこっちの返事が「すまぬ…気の利いたおもしろい返しとかできません!」ってなってることだけは伝えておきます。これはこれでプレッシャーです!笑

これからも、応援してます!どんどんぱふぱふ!(ことふりさん風)

#お手紙
#タグを昔のお手紙の最後のpsみたいな使い方してるのの真似
#色々な人の名前出しすぎてこれいいんだろうか
#まぁいっか

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