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檜山さんのトマト

檜山さんのトマトは、皮がしっかりとしているので暑い夏でもある程度は日持ちがします。「彩福(さいふく)」というカネコ種苗さんのトマトを栽培されています。私もまだまだ勉強不足なのですが、茨城県でおすすめしている品種らしく、那珂市に来てから初めて食べました。

皮はしっかりとしているのに、やわらかくて、とっても甘いです。野菜を段ボールに詰めるときに「お嫁に行かせる気分」とおっしゃっていたのが印象的。いつもパワー全開で愛情を野菜に注いでいらっしゃって、縁側でおしゃべりしているときにも野菜のお話をたくさんしてくださいます。

さて檜山さんのトマトの甘さの秘密は「土づくり」と「水ストレス」。ご承知の方も多いと思いますが説明させていただきますね。

「土づくり」って何?
土は毎回トマトを作る前に「土壌診断」という土の健康診断をされています。例えば女性だったら月に一度、貧血で辛い方いらっしゃいますよね?そういう人は「鉄分を補いましょう」など、事前に対策はできます。野菜作りもそうなんです。事前にどういう栄養が足りないのかは「土壌診断」でチェックができるんです!土壌診断にも一回ごとに診断料が必要。
人間と同じですね。そういう細やかな配慮ができるのは、眞弓さんのトマト愛なんだろうなって、思うと胸がキュンとしました。

「水ストレス」って何??
トマトって水をたくさんあげれば美味しく育つ訳ではないんです。実は水を与え過ぎないことで「負荷をかける」=「ストレスを与える」ことになり、トマトたちがもっと美味しく成長しよう!と頑張って、甘く育つんです!この栽培技術が「水ストレス」です。この技術は、トマトだけではなくいろんな野菜や果物で採用されていますよ。美味しく育てるための農家さんの努力を知ると、より一層「大切に食べよう」って気合いが入りますよね。

檜山さんの畑ではそろそろカラフルピーマン「ぷちピー」が色づく頃。来週お邪魔するのが楽しみです。曇天でカラフルに仕上がるのか、心配されていました。。。どうか色づいていますように!

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