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なるみ園さんのトウモロコシ&ナス

社会福祉法人なるみ園さんからはトウモロコシ2種類とナス2種類が入ります!なるみ園さんは、障害者支援施設。利用者さんが手上げ方式で「農耕班」チームを作って、農作業をされています。今から約16年前にチームが結成され、10人のメンバーで野菜やお米を作っていらっしゃいます。作った農作物は直売所「サンファームなるみ」で販売。直売所内にある飲食店や施設利用者さんの食堂でも食材として使われています。収穫後に食堂で試食をした際は、「おいしいね」「あまいね」と、チームのみんなで収穫の喜びを文字通り「味わって」いるようですよ。

私も野菜やお総菜パン、飲食店のテイクアウト弁当など、利用させていただいております。つい最近は「コーンカンパーニュ」をいただきました。なるみ園さんのトウモロコシの甘さがギュッとカンパーニュに凝縮されていて、食べれば食べるほど幸せになるパンですよ。東京の皆さんにも是非味わっていただきたいです。

さて、トウモロコシは、ホワイト「ロイシーコーン」、イエロー「ゴールドラッシュ」の2品種。どちらもトウモロコシ業界の王様です。なるみ園さんのトウモロコシは夏の風物詩。季節になると、トウモロコシ畑のすぐそばに直売所が臨時で設置され、朝どれトウモロコシを購入できます。ロイシーコーンは糖度が高くて、生で食べてもOK。野菜というよりはもはやスイーツ⁉というくらい甘いです!今年は、梅雨の時期に晴れ間が全くなくてなかなか思うような甘さまで成長しなかったと、おっしゃっていましたが、いやいやそんなことはない!糖度は、15.8度。なるみ園さんでの平均は、16度。それに及ばないことで、気を落とすというか、満足いっていないとおっしゃっているので、そのプロ意識に脱帽しました。

ナスは、真ん丸の「梵天丸(ぼんてんまる)」と細長い「黒陽(こくよう)」。どちらも火を通すとトロトロの触感。私もナスの袋詰めお手伝いさせていただきました。詰めている最中からそのつやつやの見た目にうっとり。是非、触感を楽しんでくださいね。

トウモロコシもナスも食べていただければわかるのですが、とにかくおいしいです。その秘密は、有機肥料です。毎年11~3月の農閑期に1年分の肥料づくりをして、作付け前に畑に散布されています。10種類以上をブレンドされていまして、その中でも面白かったのは「納豆」。さすが納豆王国・茨城県ですね。

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