定款の作成について

定款は、会社の設立や運営に関する基本的な方針やルールを定めた文書で、会社法に基づいて作成する必要があります。

以下に、定款の作成方法についての基本的な手順をご紹介します。

定款の内容を決定する

絶対的記載事項: 会社の名称、目的、本店の所在地、資本金の額など、会社法で定められた必須事項。

相対的記載事項: 取締役の代表権、定期株主総会の日時・場所など、特定の状況で必要となる事項。

任意的記載事項: 業務執行に関する細則、株主総会での議決方法など、会社が自由に定めることができる事項。

定款の書式を準備する
用紙: A4縦サイズの用紙を使用。

文字の大きさ: 10.5～12ポイント。

フォント: 明朝体またはゴシック体。

書式: Wordなどの文書作成ソフトを使用して作成可能。

定款を作成する

定款は公証役場保存用・登記用の謄本・会社保存用原本の3通を作成します。

定款の認証手続きを行う

定款は公証役場で認証を受ける必要があります。認証された定款は法的に強制力を持ちます。

定款の提出・登記手続きを行う

認証された定款をもって、会社の本店所在地を管轄する法務局または地方法務局で登記手続きを行います。

詳細なガイドや雛形は、専門のウェブサイトや行政書士事務所のウェブページで提供されています。

必要に応じて、専門家のアドバイスを求めることもお勧めします。

定款は会社設立時に必要な重要な文書で、会社の基本的な情報やルールを記載します。以下に、定款の一般的な書式の概要をご紹介します。

定款の書式の概要:
表題: 「定款」と中央に記載します。

発起人: 会社を設立する発起人の氏名または名称と住所を記載します。

商号: 会社の正式な名称を記載します。

目的: 会社の事業目的を具体的に記載します。
本店の所在地: 会社の主たる事務所の所在地を記載します。

資本金: 設立時の資本金の額を記載します。
株式: 株式の総数、一株の額面、発行可能な株式の種類と数を記載します。

発起設立の場合: 発起人による株式の引受けに関する事項を記載します。

取締役と監査役: 取締役の数や任期、監査役の有無とその任期を記載します。

公告の方法: 会社の公告の方法を記載します。

注意点:定款は公証人による認証が必要です。
定款の作成には、法律的な知識が求められるため、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。