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ヒストリカルコスチュームって何?

衣服から歴史を知る

歴史に沿って当時のパターンや作り方を研究し、現代の素材や縫製方法で出来る限り忠実に再現をした衣服をアトリエSHIONEではヒストリカルコスチュームと呼びます。現代の衣服とは構造も形も全く違う色々なデザインの衣服たちはまさに「着る歴史」

左18世紀ロココのドレス
右19世紀バッスルドレス

腕の形、ウエストの形、バストの形、歴史によって少しずつ流行が変わるにつれて、衣服は変化していきます。

18世紀を代表する宮廷ドレス
ローブ・ア・ラ・フランセーズ

アトリエSHIONEでは250年前〜の近世ヨーロッパの衣服を研究し、現代の日本人でも着やすい形で再現、制作しています。

1775〜1785年頃マリー・アントワネットの王妃時代に流行したドレスたち

マリー・アントワネットはどんなドレスを着ていたの?

ロココのドレスって本当はどんなドレス?

ドレスの歴史はどんな風に移り変わっていったの?

アトリエSHIONEではなかなか触れることのできない『着る歴史』を、常に世界中の資料から読み解き、試作・実験を交えて研究を進めています。

『着る歴史』を楽しむ

ヒストリカルコスチュームを知ることで、歴史、絵画、音楽、また歴史を題材にしたオペラやミュージカルも今までと違った観点で見ることができます。

「絵画の中に自分が着たドレスが!」

なんて発見も。きっと今まで見たり聞いたりしていたものが、より一層楽しめるようになるでしょう。

「ウジェニー皇后と女官たち」のドレスを再現

世界の各地ではヒストリカルコスチュームを楽しむ文化がたくさんあります。
汐音をはじめとするアトリエSHIONEのスタッフたちは、欧州で行われる歴史衣装を楽しむイベントに参加した経験をもとに、皆様に歴史を纏う楽しさと意義をお伝えするお手伝いをしています

ヴェネチアのカーニバル

2019年のヴェネツィアのカーニバル
イタリアの友人と汐音
2020年のヴェネツィアのカーニバル
同行のFRANさんと汐音


ヴェルサイユ宮殿の舞踏会

2017年のヴェルサイユ宮殿舞踏会
ポンパドゥール侯爵夫人のローブ・ア・ラ・フランセーズ
2018年ヴェルサイユ宮殿舞踏会
マリー・アントワネットの肖像画のローブを着た汐音
2019年ヴェルサイユ宮殿舞踏会

欧州で行われるイベントは大変に刺激的で、日本にいると全く気づかない新しい発見がたくさんあります。海外のお友達を通して歴史衣装を纏う楽しさと意義を教えていただきました。

ヒストリカルコスチュームを通して感じる、歴史・文化を日本の皆様にも気軽に体験いただけるよう、衣装を着るだけでなく実際に音楽、舞踏、食、絵画の専門家たちも交えた様々なコンセプトのイベントを提供しています。

『歴史扮装を楽しむ』文化を日本の皆様にも知っていただくため、アトリエSHIONEは世界で唯一無二のプロフェッショナル集団として今後も世界各地で活動してまいります。

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